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スタンドアップパドリングで初チャレンジした20キロ 
国内で初めてのロングディスタンスレース
「奄美大島シーカヤックマラソンin加計呂麻大会2010」 レポート

シーカヤックマラソンは、全国のあちらこちらで開かれていますが、奄美大島の大会は、世界的にも最大規模で歴史があり、参加選手は全国から400名超と地元のボランティアスタッフを合わせると1000人にものぼる大イベントです。

ちなみに2010年の今大会の参加選手は450人、出場艇は273艇。

大会前日には海上タクシーに分乗して、説明を受けながらコースを案内してくれます。とても親切ですね。

 この大会のキャッチフレーズは
【Sea On The World  海は世界をつなぐ、人をつなぐ】


そして18回目を迎えた今年のテーマ
「紺碧の海に 吹け!感動の風!!」

本当にそのとおり。
大会会場のあちこちで和気あいあい。
どこかで会った見覚えのある顔、
えっとビックリ!鎌倉での家が近所の人、
久しぶりに合った懐かしい顔、それから初めてお会いした多くの人たち、
うれしい出会いの数々を経験させていただいて、たくさんの感動を得て
「本当だ!」と、声を大にして言いたい!
それが「奄美大島シーカヤックマラソン加計呂麻大会」です。

 




出艇の様子
浮き桟橋から次々にカヤックに乗り込む。
海の向こうに見えるシルエットが加計呂麻島

 

本大会で初めてチャレンジした
スタンドアップパドルボード(SUP)には
11人ものエントリーがありました。

パドボ事業部は、2009年10月に瀬戸内町役場の観光課に出向いて交渉し、
オープンクラスでの出場を認めてもらいました。


今年のテーマをもじって
「奄美大島に 吹け!SUPの風!!」というところですが、なんと本当に風が吹いちゃいました。


梅雨が明けきらない曇天の下、梅雨前線の影響で最大瞬間風速は10メートルを超え、アベレージでは毎秒5〜7メートルの南西の風です。
ここ数日間吹き続けている風の影響で海上は、うねりもあり、大会歴代1or2を争うという過酷なコンディション。
この状況に運営サイドでは、スタートするかどうかのぎりぎりの判断を迫られていたはずです。当日までのスケジュールでは午前9時30分がスタートでしたが、予定より約30分遅れて、コースを2.5キロ短縮して「GO!」の決定が出されました。

そして、開会式を終えて午前10時。
2つのグループに分かれて、いよいよスタートです。
最初にスタートしたのは36キロマラソンのグループ。


ところが、スタートとゴール地点である古仁屋港の防波堤の外は、風が巻くように強く、ヒザ高の三角波が四方八方から絶え間なく、出港したシーカヤックの何艇もがすぐに次々に撃沈!!
体勢を立て直す暇もなく風下に流されて、レスキューされる事態となりました。
結果的にスタートの時点で65艇が出場辞退、または棄権を余儀なくされたのでした。

 

ハーフ20キロに出場したスタンドアップ組みを含む第2グループは、先発グループのレスキューを終えて海面をクリーンアップするのにさらに待たされ、10時25分、ようやくスタートできました。

では、SUP(スタンドアップパドル)で出艇した選手を紹介しましょう。



まず神奈川県からパドボ事業部代表の奥田哲とみゆき、に加えてウチのクラブメンバーの桑原陽(アキラ)さん、トライアスロンにもチャレンジするスポーツ大好きな独身男です。
大阪から参加した奥田耕三さんは体育の教師です。同じ奥田ですが親戚ではありません。耕三さんは第5回パドボグランプリにも出場されていました。
あとは地元、奄美大島からの参加でした。
田畑康一郎さんは島人のレジェンドサーファー。
青木智裕さんは某大手広告代理店勤務から農業にリクルートした偉人。
仲村遊(ゆう)さんは、若いけど地元瀬戸内町の某運輸会社の社長さん。
山中康巨さんは名瀬でハワイアン雑貨のお店とスタンドアップのスクールなどを経営しています。
福田和矢さんは、サーフィン30年以上のキャリアでハワイから移住し、島でパドボの代理店をやっています。

 


招待選手には
「ぐっさん」ことタレントの山口智充さんと
奄美大島出身の歌手、元ちとせさんも・・・白い帽子が、ちとせさん
3人乗りの艇でサポートするのは、
地元、瀬戸内町の渡さんと孝子さん

  

 

スタート前、堤防に囲まれた船溜まりは
静穏そのものですが・・・

さて、太鼓の音に送られて古仁屋港を出ると、右方向からの追い風に押され、どんどんと風下へ下ってゆきます。
スタート直後の混乱は激しく、カヤック同士が付かず離れず、お互いのパドルがぶつかるのではないかと思うほどの接近戦。
風と同じ方向から来る追い波に乗って、いきなり進路が変わってしまったり、
バウ沈したりして、右に左にフラフラと進路が定まらないカヤックの前へ出たくても その進路が空きません。


突然、私の目の前のカヤックが横波を受けて、あっと言うまもなく転覆しました。男性が這い出してきましたが、すでにパドルを流していました。操者を失ったカヤックは、ひっくり返ったままコンクリートの岸壁に向かって流されて行き、近くにいたボートがすかさずレスキューに寄ってきました。
そんなドラマを横目に、足首とひざを曲げての低い姿勢で、あらゆる方向から来る細かい三角波の谷へ谷へと短いピッチのストロークを繰り返し、左右のローリングに踏ん張って耐えて突き進みます。
「立っていられない」とシッティング姿勢をとったり、プローンスタイルで両手を使ってパドルしていた人もいたようですが・・・私としては、ここが意地のはりどころ!スタンドアップでがんばり続けました。

 




スタート直後の様子
堤防の外の海は時化(しけ)状態。








右背中からのクォーターリーの風に流されて、浅瀬に寄らないように、ず〜っとポートサイド(左側)のストロークで、トンキャンの小さい岬を越え、清水(せいすい)集落の入り江へ・・・
岩場を越えると風が少し弱くなり、海面もフラットに。
あ〜、やれやれとヒザを伸ばし、ようやくスターボードサイド(右側)にパドルを持ち替えることができました。


家々の前に広がる砂浜には何人もの人たちがいて、てんでに応援をしてくれています。
入り江の奥まったところに設置された黄色い旗の付いたブイを回航して、再び沖へ向かいました。
本来なら岸沿いにさらに南下して黒崎を越え、嘉鉄(かてつ)の集落前まで行くコースなのですが、ここの2.5キロ分をショートカットして、清水から大島海峡を横断。加計呂麻島の渡連(どれん)に向かいました。



大島海峡の真ん中あたりは流れが速く、まるで川のように白波が立っています。
予定通りの時刻にスタートしていれば満潮時に海峡を横断できるはずでしたが、50分遅れのスケジュールにより、この時はすでに引き潮に入っていて、
南の方角へ向かって猛烈に流れています。

風は右方向からの向かい風、潮流は右から左への横流れ。
常に風と流れの上へ上へと進路を保つことが必要です。
右足でボードを踏んで右側のレイルを入れたまま、ポートサイドのパドリングを続けます。
「ちょっとだけでもパドルを反対側に持ち替えたい!」というのが本音ですが、
そんなことをしたら、たちまちノーズが風下を向いて潮流に流されます。
私の上手側にいたカヤックが、気が付けば、いつの間にか下手側にいるのがその証拠。普通に漕いでいたのでは流されてしまうのだ!!



左手方向の海峡を挟むように突き出した、大島のテノヒシ崎と加計呂麻島の待網(マチヤミ)崎の間には、海上保安庁の巡視船と漁船が待機していて、これがデッドライン。
その船まで流されてしまうと自動的に回収され、「コース離脱の失格」とされてしまいます。

 

ようやく海峡を渡りきると、風は加計呂麻島のブランケになり、海面も穏やかになりました。
古仁屋港をスタートしてから約7.5キロ地点の渡連は上陸義務があるチェックポイントです。


コース上に設けられたいくつかの上陸ポイントでは、各選手のゼッケンに安全ピンで付けた「タグ」を切り取って、テント前にある大きなボードに貼り付けています。
このボードには参加選手の認識番号が書かれたマスが書いてあり、切り取ったタグをそれぞれのマスに貼り付けていきます。
空欄のマスにより、まだ到着していない人がわかる仕組みになっています。
チェックポイントを確実に通過しないと「行方不明者」扱いになり、過去には大騒ぎになってしまってしまったこともあるといいます。



渡連の砂浜では地元の高校生やおばちゃんやらの大勢のボランティアスタッフがいて、冷たい麦茶やバナナや手作りのおにぎりなどをサービスしてくれます。
ゆっくり休みたいけど各ポイントへの到着には時間制限があるので、のんびりしていられない。次のチェックポイントまでは、定期フェリーの航路を越えなければならないのだ!運悪くフェリーとかち合うと足止めを喰らうことになってしまいます。

 



 渡連のエイドステーションが見える。
集落の大勢の人たちが、みんなで迎えてくれた。
ふぅちゃん、のり子さん、会えてうれしかった。
来てくれてありがとう!

 



渡連を出て「帽子」と呼ばれる岩場(写真)を越えて、生間(いけんま)の港へ向けて小さい岬を回りこみます。

ここが一番きつかった!
漕いでも漕いでも、その岬の景色が変わらない!!
生間は加計呂麻島の中でもっとも陸地が細く、くびれた形をしていて太平洋と大島海峡が近く、フェリーが入港する港の奥は、山が切れた谷の地形をしています。
その谷間を通って太平洋から圧縮された空気の塊(風)が、真っ向から吹き付けて来ました。ガスティな風が弱いときにがんばって、少しでも距離を伸ばさないと先に進まない。海面にさざなみを立てながらブローが来ると、まるで後方へ押し戻されるようでした。
ここでは私もたまらずに、正座の姿勢になりました。
立ったままの高い姿勢では風当たりが強すぎて、まったく前に進めないのです。
生間の港の脇に設置されたマークを回航したときには、周囲にいた何艇かが遅れはじめました。強い向かい風にさらされて、みなさん一気に体力を消耗したのでしょう。

堤防の上にいたおじさんが、「こおり、氷あるよ〜!」と叫んでくれていましたが、パドルを止める余裕がない。「手が2本しかないよ〜!!」と叫び返して、周りの爆笑を誘って、さようなら、ありがとう!


どこへ行っても集落の人たちが太鼓を叩いて応援してくれます。
太鼓のリズムに合わせてパドルも軽やかになる気がします。

次はスリ浜のチェックポイントへ。
渡連から生間を経てスリ浜までが、約7.4キロ。
スリ浜ではバケツに入った氷水を大きな柄杓で頭からかけてもらって、すっきりリフレッシュ!
ここでの時間制限は13時30分のところを13時05分に通過できました。

 

 

レース中にもいろいろな人に話しかけられた。
パドボは珍しい存在なのだなぁ・・・と実感。

 

さて、もうひとがんばり!
海峡の向こうに見える古仁屋の町に向かって、
追い風に押されて帰るだけ。
波にも乗っちゃえば、あとは楽勝!
・・・と思ったのだが、
その実、まったく楽ではなかったのです。
追い風というより左背中からのクォーターリーに、同方向の潮流。
とにかく帰路はスターボードサイドのパドリングで、2.5キロを休むまもなく漕ぎっぱなし。
ゴール地点では岸壁と港口に浮かんだヨットとの10メートル程度の狭い間を通過しなければならないので、ちょっとづつでも風下に流されてしまうと2.5キロ先ではフィニッシュラインに入れないことになるかもしれない!!
風と流れに逆らって、上り角度を維持し続けなければならないのがつらい。
最後まで気が抜けないのです。

吹き続ける風にうねりも強まり、古仁屋港に近づくとますます三角波が大きくなっていました。しかも岸壁に当たった返し波(反射波)で、行く手の方向から波が来て頻繁にノーズダイブします。後ろからの追い波に乗るはずが、まったくそんな状態ではなかったのです。
前に後ろにボードのピッチングは激しく、右に左にとローリングし続け、ワイプアウトしないように足の関節のサスペンションを最大に使ってこらえました。
前後にいるカヤックも相当苦労している様子で、みんな漕いでも漕いでも遅々として進みません。
手が届くところに見えているそのゴールが、なかなか近くならないのです。

それに時折、足元のすぐ近く、三角波の下をギラッ、ギラッと「何か白いもの」が翻るようにすばやく、何回も通り過ぎます。
私の身長と同じぐらい大きい「何か白い生き物」です。
「もしや、サメ?」という思いも頭をよぎり、つい気持ちが焦りました。


(おそらく「ガラ」(ジャイアント トレバリー:ロウニンアジ)ではないか。と地元の漁師さんにあとから聞いて安心しました。)

 





ひたすら漕ぐ!時には大声で歌いながら
とにかく、がんばる!!






ゴールの数十メートル手前まで着たところで、私の前にいたカヤック2艇が風下に流されていて、フィニッシュラインに入れないことがわかりました。その2艇は一生懸命に風上に上ろうとしていますが、
小回りが利かない2人乗りのカヤックは、かなり大変そうでした。
う〜ん、がんばれっ!
申し訳ないけど他人のことをかまっていられないので、お先にゴールさせてもらいました。

港の中に入ると、ウソのように水面が静かでした。
本部の放送席から名前をコールしてもらって、堤防の上にいた大勢の人たちの拍手に迎えられ、本当にうれしかったです。
ボードを上げて水道で洗ってくれた、地元の高校生たちにも感謝です。


 

最高に感動したのは、駐車場に利用された小学校に行く道すがら、出会った車椅子のおばあちゃんが
「あんたたち、がんばったかい?また来年もいらっしゃいね。」と言ってくれたことです。

ハードコンディションを漕ぎぎって、みんな笑顔です。

島人のみなさんが心から、ひとりひとりの健闘を称えてくれているその気もちが伝わってきて、グッとこみ上げてくるものがあり心が篤くなりました。
どうもありがとうございました!

さて、初挑戦のSUP部門(オープンクラス)の結果はというと
11名エントリーして、2名がDNS(didnot start)出走を自粛しました。
出艇した9名のうち、1名がDNF(didnot finish)残念ながら、スリ浜でタイムオーバーでした。あとの8名は全員、完走することができました。
1番の奥田哲は、所要時間 2時間15分19秒 平均時速約7.7キロ
7番だった奥田みゆきは 所要時間 3時間5分23秒 平均時速約5.8キロということになりますね。

 

 

コース短縮とはいえ、クォーターリーからアビームの10メートルを超える風の中を 17.5キロを漕ぎきったときには、両腕が太くなっていました。歩くときに、わきの下が擦れるのでわかります!


本大会の最年長者は80歳の男性カヤッカー。
このお方のメッセージは「さらに体を鍛えて来年の大会にも参加したい。」というものです。
80歳を越えてさらに体を鍛えるというのには、またまた感動しました。
私たちもさらにがんばってゆくことを誓います。

そして、立っているのがつらい年齢になったら、そのときは、座って漕ぐことにいたしますので、末永くよろしくお願いします。


写真は、生間から先はスタミナ切れで「やばかった」という桑原陽選手。
ポカリスェットを片手に、ニッコリ
また来年もがんばろうね!!

公式な結果発表はこちらをクリック
 http://203.180.144.81/sites/default/files//img/kayak/2010seakayakOP.pdf


 

グー子店長、パドボデビュー


グー子はもうすぐ10ヶ月になります。
お誕生日前に赤いライフジャケットを買ってもらってルンルン!!
哲のパドボにタンデムライドして、
サーフィンデビューしてしまいました。
ちょっと得意げにノーズライディング。
スタンスはレギュラーかな?


 

パドボでお邪魔 奄美大島 
VOL 3  レポート

2010年4月22日から28日 
行って来ました。きょら島、奄美大島

今回はパドボ布教の旅でした。
23日は、神の子(地名です)から出て、
ビラ〜手広でパドボサーフィン。
手広のポイントにショートボーダーが増えてきたので、さらに西へ漕いで行って、誰もいないところでサーフィンしました。
(それじゃデモにならないじゃん・・・)と、思うでしょ!?

ご心配なく、大丈夫!
パドボ布教の旅、広報の目玉は「奄美FM」(77.7MHz)
4月24日午後6時20分からオンエアの「ゆぅぶぃにんぐアワー」という番組の「夕方フレンド」というコーナーに出演させていただいて、パドボの魅力と試乗会の宣伝をバッチリいたしました。
島人のみなさん、聞いていただけましたでしょうか?

 

番組パーソナリティーの丸田泰史(まるた たいし)さんと金魚鉢スナップ
右奥が丸田さん、声と同じ優しいハンサムガイでした。その手前はパドボ事業部奄美大島正規代理店の代表、福田和也
左側が奥田哲と奥田みゆき

 

 
そして、布教のメインイベントは
奄美大島南端
瀬戸内町の海開き!!



瀬戸内の海開き会場はヤドリ浜のリゾート「マリンステイション奄美」の前
手入れの良い芝生から砂浜につながるホテルの前の海は、美しい大島海峡。
その向こうは加計呂麻島

25日 日曜日はまずまずのお天気に恵まれ、朝9時過ぎに会場のヤドリ浜に到着すると、すでにテントが並び、大勢に人たちが集まっていて、椅子やテーブルを準備していました。
瀬戸内で海開きのイベントを開催するのは、初めてのことだそうです。
地元の方々からも「こんなに大勢の人をはじめて見た!」という声を聞きました。


午前10時
神主様の祝詞で海開きの神事が始まり、玉串奉奠(たまぐし ほうてん)では神主様の目に留まった奥田哲に突然のご指名があり、一般を代表してお玉串をお供えいたしました。
晴れの大役を務めさせていただきまして光栄の至りです。
地元の皆様、ありがとうございました。

それから、海上保安庁と消防署の職員による安全講習会がありました。
消防署員の寸劇仕立ての状況説明は、メッチャ面白い大熱演でした。
(レスキュー用に投げたペットボトルが「三平」の頭に当たったのはアドリブ?)私は仕事柄、何回も救急法の講習会に参加しましたが、こんなに楽しいのは初めてです。大声で馬鹿笑いしてしまいました。(・・・もう一度見たいです)

その後は、砂浜での宝探しや海中の貝拾いのイベント。
焼きそばや海老汁、たこ焼き等の出店や、ビーチバレーのトーナメントや
野外ライブは最高に盛り上がっていました。

そう、そう、抽選会の一等の景品が「ヤギ」だったのにはビックリ!!
島ならではですね。

 

パドボ試乗会も大盛況。
オフショアの風が少し強く吹いていましたが、皆さん、上手に漕げました。
地元のシーカヤッカーの国宗さんご夫婦と森さん、
カケロマのヒロさん(海老汁、おいしかったよ〜!)
洋服のままトライしたヤンママ、
愛知県の三谷水産高校から実習に来ていた生徒の皆さん、特に最後のグループ、ビーチバレーボールチーム「池田組」のレディスには大爆笑、お互いにとっても楽しませていただきました。


上の写真は「池田組、背番号13」 ビビリーながらもがんばる!!


 

26日は北部に戻って倉崎海岸で、ダイビングリゾート「ネイティブシー奄美」のスタッフの皆さんとスクーリングセッション。
倉崎は今日も青かった。

ダイビングを目的に来たとき、飛行機に乗る日には気圧の関係で海に潜ることができません。観光も飽きたしなぁ~・・という人にお勧めなのがパドボです。
青い海と緑の島影とを満喫し、シュノーケルにも使えて、しっかり遊べて、仲間同士でギャハギャハになれるアイテムなのです。ダイバーの皆さん、ぜひトライしてみてください。楽しぃ〜よ!

 


ところで「PADOBOの2010年カタログ」には、奄美大島での写真が多用されているのにお気付きでしょうか?
表紙の右中、私がビキニで漕いでいる写真は打田原の沖。
中面、見開きの背景の写真は、倉崎から見た崎原方向。(この写真と同じ風景でしょ)
中面の下方のスナップにもヤドリ浜と住用のマングローブでのショット
それからホテル・ネイティブシーから海に降りる坂道でのスナップがあります。
お手元のカタログをチェックしてみてね。

 

27日は同じ倉崎海岸の南向きの入り江
シュノーケリング体験に来ていた中学生の団体と一緒にパドボしました。
天気が良くなかったのが残念ですが、珊瑚に群れる魚たちに興奮する子供たちの様子がとても楽しく、嬉しい気持ちになりました。



その後、北東の風に押されて、倉崎から芦徳漁港までダウンウインドクルーズしました。
途中に広がる珊瑚礁には大感動!!

 

 島人イチ押しの
美しい土盛海岸でも試乗会



滞在最終日の28日は、ホテルリゾート「コーラルパームス」のスタッフの皆さんが主催しての試乗会。
会場は空港に近い土盛海岸。
ガイドブックには必ず載っているので、初めて島に来た人が最初に訪れる名勝です。太平洋に面していながら北向きのため順光に照らされて、海は青く砂が白く、本当に美しい海岸です。

水面に黒く見えるのがコーラルリーフ、海底が白いところはサンドボトムです。迷路のようなリーフの間を縫うように進みます。
潮が引くと大小さまざまな珊瑚が空中にむき出しになります。
水中眼鏡無しの裸眼で珊瑚を観察できる、こんな光景を他では見たことがありません。
東京から観光に来ていた女の子も飛び込み参加して、楽しいデモンストレーションとなりました。
 

 

  抜群に上手だったのが、ヤドリ浜会場で試乗した めぐみちゃん
足首とヒザ関節の使い方に注目!
腰が伸びて、上半身がしっかりと立っています。理想的なフォームです。


今回、試乗会の各会場で一緒に遊んだ皆様にはやがて写真をお送りいたしますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

そして、これから奄美大島を訪ねようと思っている方々にパドボレンタルとスクールのご案内です。
ぜひ下記へコンタクトしてみてください。

パドボ事業部奄美大島 
KAZBO PADOBO and SURF   
http://kazbo.com
       
奄美市笠利町用安1290‐2
mail info@kazbo.com
電話 080−1071−0423 

奄美リゾート ばしゃ山村
 http://www.amami-bsy.com/

プチリゾート&ダイブステーション ネイティブシー奄美
http://www.native-sea.com/

ホテルリゾート コーラルパームス
http://www.coral-palms.com/

 


今回も楽しい良い旅になりました。
Welcome してくれた島人のみなさま
本当にありがとうございました。
また、お会いしましょう!!


 

奄美大島にパドボ事業部の
正規代理店ができました。



パドボのレンタル、レッスンとツアーもおまかせ!!


KAZBO PADOBO and SURF
http://kazbo.com

 

代表 福田和矢
奄美市笠利町用安1290‐2


上の写真は倉崎海岸でのスクールの様子
下の写真はマングローブツアーの様子です。






お問い合わせは
mail
 info@kazbo.com
電話 080−1071−0423
 


 

アップカマー

柄本 海(つかもと かい) 15歳

われらがサーフィンクラブの最年少サーファーが、ハワイの波でがんばっているので紹介しちゃいましょう!
  神奈川県藤沢市鵠沼在住の中学生 柄本 海(かい)君です。
手足が長くてカッコいいでしょう!!
ボトムターンもトップターンもバッチリ決まってます!

海は1995年12月25日にハワイ・オアフ島で生まれました。
「クリスマス生まれだったので、ラスティがミドルネームを「クリス」と付けてくれたんですよ〜(笑)」というのはお母様の思い出話です。

ラスティ ケアウラナといえば、ハワイを代表するサーファーで世界チャンピオンです。
そんな偉人からミドルネームをもらったなんて、すごいじゃないですか〜!!
海(かい)という和名もとっても素敵です。

「国籍もアメリカと日本を両方持つことが出来ました。
22歳に日本を取るのかアメリカを取るのか決めないといけませんが、
せっかく持っているアメリカ国籍をサーフィンの出来る環境に十分活用すればいいな〜と、母は思います。」ということです。

柄本君のお父さん(柄本昌彦)がプロサーファーであったことから、そのすべてがサーフィンするのにとても恵まれた環境にあって、家族ぐるみで彼のサーフィンライフを応援しています。

 

私 (奥田みゆき)が初めて海君と会ったのは、2004年のマカハだったと思います。
天気の良い美しい日で、波は小さく、形のよいチューブを巻いていたと思い出します。


当時、海君は9歳ぐらいだったのかな?
まだホントに子供で、お父さんと一緒にポイントにいました。


波は小さかったとは言え、小さな彼にとっては、ゆうに背ぐらいのサイズはあったのではないでしょうか・・・
ほれた波でもすばやくテイクオフして、横に滑っていける程度の技術をすでに持っていました。
感心してしまって、思わず「波に乗ったらこの波のボトムはどこかなぁ?って、波の底を探してごらん」と、アドバイスした記憶があります。
それから「あっ」という間に6年もたってしまいました。

 

  

素晴らしいボトムターンを見てください!
あっという間の成長です。







柄本君は、2009年の暮れから年明けの1月7日までオアフ島で、波乗り修行して来ました。
その間にハレイワの大会とマカハでの大会とに出場することができたそうです。

15歳のサーフィン修行はどんなだったのか、
海君にメールして、ちょっと感想を聞いてみましょう。

 


哲さん、みゆきさん 
オクダスタイルのみなさんへ


今回、2回目のノースの感想です。
12月17から1月7日までハワイに行ってました。
ハワイではビックウェーブの挑戦!大会にも出場しました。
ハレイワインターナショナルオープンの大会の時は、ジュニアクラスで出場しました。


波はセットで8フィートぐらいで、めっちゃ 大きかったです。
試合は1回戦負けちゃったけどホントいい経験になりました。
またプロのサーフィンを間近で見れたり、アドバイスもらったり、すごく嬉しかったです。
ハワイの壁はすごく厚かったです。
ハワイの子達に負けないように今年も頑張るので、応援よろしくお願いします。


また2月の19から3月4日まで、千葉の川畑ゆうごと一緒にハワイに行ってきます。今回は二人でベルジーランドの前の家で2週間がんばってきます。
また結果は帰ってきたら報告します。(海)

 

そうなんです。
海君は学校の試験が終了する2月20日から、またハワイへ行くそうです。
ニック野崎さんのお宅に居候して、生活のすべてをひとりでやらなくてはいけません。
親元を離れてのサーフィンライフはいろいろな勉強となり、大きく成長する礎となることでしょう。
みんな応援しているよ。がんばれ!!


 

年末は話題騒然、レポーターは大忙し!!
2009シーバス ファイティング
たて続けにランカーサイズがヒット!

例年どおり、この冬も大物のスズキが釣れています。


2009年最後の週末、12月26日の土曜日に
沢柳.サル.真介君は、材木座からパドボトローリングで坂ノ下に向かい、ものの30分で最も岸に近い突堤のそばで
85センチのスズキを上げた。


沢柳氏は去る2008年10月13日体育の日
パドボを購入したその当日に80センチのシーバスを釣り上げて、ニッコニコ☆
「やったぁ〜、こいつはでかい、ビギナーズヒット!!」とホームページで紹介しました。
が、その後はあまり冴えた釣果も無く「ヤッパ、ビギナーズラックだったね〜。」などとも言われ、第一回イナダクラシックでは39センチのイナダをあげるも、競技終了15分前に逆転されて、惜しくも5位に甘んじていました。

それが年末に来て85センチのシーバスをゲットしたのですからぁ、
そりゃ、もう得意満面!
ちょっとそのコメントを聞いてください。

 


ビギナーズラックの80cmから早1年、釣れるのはフッコ止まりで鳴かず飛ばずでした。


ところが釣れるときなんてこんなものか、


朝7時半に出艇後30分で釣り上げ、早々と帰着。
はかる君で計測したところ85cmで自己記録更新です。
ルアーはイナダクラシック参加賞、
ima Rundam  80 Red head 辺見哲也カラー でした。
今年(2010)は90cm台を目指します!   沢柳

は〜い、がんばってくださ〜い。
・・・と、ところが、ところがですよ。
翌日の12月27日(日)の夕方には、
またもや、あっさりと逆転されてしまいました。

「記録是日々更新鱸釣果」(きろくこれひびこうしんすずきのちょうか)
90センチオーバーが出てしまったんだよね〜。

 

 

 2009年の歳男
柳沼啓太君が
92センチをゲットォ〜〜!!

柳沼啓太君と言えば、
2009年の新春から、まずルアーを投げる練習を開始。
それだけで筋肉痛になりながらも2月に入って、レンタルボードでパドボを始めて
3日目に、70センチのシーバスを釣ってしまったという偉才。
(当時の詳細はこのページのズゥッと下をスクロールしてみて・・)

その後、ゴールデンウィークに貯金をはたいてパドボを購入したのだが、
マイボードを使用2回目にして、なんと足首を骨折。
ギブスで固めて2ヶ月のブランクをさみしく過ごした。

それが、同年の最後には92センチを釣り上げてしまったのですからぁ。
いっよ、丑年(うしどし)生まれの48歳、当たり年!!
サルちゃん、ざんね〜ん!
ヤギさんの勝ちぃ〜!!



と、いうことで、年が変わるまであと3日となりましたが、
「2009年シーバス ファイティング」のタイトルは柳沼啓太君に決定か?
もし、31日までにさらに記録を更新された方がいらしたら、遠慮なく私(奥田みゆき)に電話してください。
連絡先は080-5015-8284

 


啓太君の釣果は92センチ、4キロと52グラム
(子犬店長 グー子と同じ体重)
産卵後なのか、スレンダーな胴体にしては
顔がデカイ!まるで鯉のぼりみたいじゃん。


グー子店長を一口で飲み込めそうな大きなアゴに、500円玉ぐらいもありそうな目玉は金色で怖い!



啓太君の仕掛けは
ima NABARONE Stuka レッドヘッド(やっぱりこれ)
稲村ガ崎から出艇、滑川沖でキャストして、巻き戻しながらボードのすぐ近くで「ガツン」とヒットしたとか・・
あまりにも近くだったので、やり取りはとても短く、魚が暴れることもなく、すぐに大きな口を捕まえることができたのだが・・・さて、ハリをはずしてストリンガーでつないでいるうちに、あれっと気がつけば、なんとタックルをロスト!


そうです。
あまりの興奮と獲物への極度の集中に、初級者にありがちな例のパターンをやってしまったのです。
「骨折」に続いて「タックル」と、海の神様はあなたの釣果のその代償を求められたのです。「人間、おごってはいけないよ。」という神の御心に感謝して
まぁ、「厄落とし」と思いなさい。

よかったじゃん。
おめでとう! 


 

西田名人
ついに念願の真鯛をゲット!!

2009年12月13日
北風がやや強く、寒い日の午後3時30分ごろ
ニコニコしながら、いつもの発砲スチロールの箱を抱えてやってきた、西田英之名人。
第一回イナダクラシックで優勝した、パドボフィッシングの大家です。

ニコニコ顔の訳は、箱の中の桜色に光る真鯛!!



これを読んでいる皆さまは、覚えているでしょうか・・・
イナダクラシックでのヒーローインタビューで、西田名人は言いました。

「鎌倉でだれか真鯛を釣り上げたことがありますか?(御前崎では釣れるようです)ヒラメは釣ったことはあるのですが、真鯛はまだ釣ったことがありません。
定置網周辺で釣れると聞いたことがあるので、タイラバを使って狙っているのですがダメです。定置網からさらに沖の水深70mポイントにいると言う情報もあるのですがさすがに遠い。だれか釣り上げた方がいたら教えてください。」 

とコメントしたその2ヵ月後には、自分で真鯛を見事に釣り上げてしまいました。さすが名人です。 
きれいな天然ものの真鯛はキラキラと輝いていました。 
(天然の真鯛の鼻腔は左右2つづつ開いていて合計4つ。水産試験場で育種、放流された真鯛の鼻腔は左右ひとつづつの合計2つしかないので判る。)


では、
西田名人からの現場レポートと勝利のコメントをお届けします。

 

パドボーエリアでは今までヒットしない幻の魚、真鯛をついに吊り上げました。
31cm, 0.53kg。
名島、一色海岸沖60,70m
の地点でメタルジグ(ガン吉40g)で青物を狙っているとガツンときました。
イナダにしては弱い、何かなと巻き上げ水面に
近づいたらビックリ!!!


急に慎重になり、そーっとタモですくい上
げました。絞めるのもチョー慎重でした。
釣り上げた瞬間は浜
に持ち帰ったときよりもっと桜色。めちゃくちゃきれい。
味の方
もばっちり。昨日は刺身とお吸い物。今晩は鯛めしの予定です。

 鎌倉の魚屋さんで地物として真鯛がチョー旨いのですが、どこにいるのかわからなかった。これからは真鯛を攻めたいと思います。

 以上、西田名人のお言葉でした。


タイラバではなく「ガン吉」ですか、無敵のガン吉40に死角なし!ですね。
やはり真鯛は釣りものの王様です。ホントにうらやましい・・・・
ところで、ひとつお願いが・・・
お正月用にうちの分も釣ってきて!
 


 

子犬店長 グー子 デビュー!

最近、天気が良い日のオクダスタイルサーフィングの
店頭には、段ボールの箱が置いてあります。

その中には、黒くて小さいブルドック!
これが話題の子犬店長!!

2009年7月21日がお誕生日のフレンチブルドックの女の子。
名前はグー子です。

 



 みんなに挨拶するのが大好きっっ 
どうぞ、よろしく!



ただいまフラダンスの練習中

アロハガールと呼んでね。

 


奥田哲の背中で
一緒にメールチェックするグーちゃん



週末にはみんなに囲まれて、
携帯シャメでの撮影会になっちゃいます。


すでにブログで紹介してくれている人もいるみたいで、うれしいな。

かわいい写真があったら、メールしてね。   

             
                                                                      

メールのあて先は、
info@padobo.com

グーちゃんへのファンレターも
お待ちしていま〜〜〜す。
 


 

  販促通信   2009 NOVEMBER

「パドボの裏技」

ボロッとなっちゃったボードを
オーバーホールしてきれいに直しましょ!
アウトラインの改造も承ります。




上の写真は、奥田哲   稲村アウトサイド     photo TAKO


レイバックしている奥田哲のこのボード、既成のPADDLESURFER 11’4”のノーズとテールをスッパリとカットオフして、10’1”のスティンガーにしてしまった。フィンボックスも入れなおして、トライフィンにもクワトロにもできる。

そして納得がいくまで何度もリシェイプを繰り返した「ウェイブ マスター」なのです。現在、ノーズをもう少し細くするためにドック入りしている。

                        

 


オーバーホールするついでにお勧めのピンテールに改造!
右の写真がその例です。


赤いボードのレイルをブラックにしてみたら、
グッと締まった印象になりました。

パドルサーファー11’4”の発売開始から
早くも4年が経過しました。


発売初期にご購入くださいましたユーザーの皆様のボードは
消耗して、そろそろボロぽ〜くなって来たことと思います。
特にパドルがあたるレイルとノーズやテールあたりの塗装がはげて、へこみや欠損が気になるのではないでしょうか・・・
ここまでくると自分で直すのは無理っっ!と、あきらめていませんか?



さて、結構汚くなってしまったそんなボードをパドボ事業部がお預かりして、
新品同様にリフレッシュすることができます。
こんなことができるのもスタイロフォームの利点ですね。
部分的に補修して元どおりの色にすることもできますし、すべての塗装を完全に落として、まったく違うカラーに変身させることも可能です。
その際にお預かりする期間とかかる費用とは、補修または再塗装の程度に
より違いますので、直接パドボ事業部までお問い合わせください。
(別途、送料がかかりますのでご了承ください。)

鎌倉では塗装を直すその際に、スカッシュテールをリシェイプして、ラウンドピンに改造するのが流行っています。


パドボのデザイナー奥田哲は、天才的なひらめきを有するシェイパー。
自分で作ったボードを乗り回して、感じるところがあれば部分的に改造する、
ちょこっとのリシェイプを何度も試みています。
いろいろやってみた中で、特にボードの全長を変えずにテールを細くしたのが大成功!!
パドルサーファー11'4"のテールのために最適なテンプレートも作りました。
これはパドボユーザーのみなさまにもお勧めしたいリフレッシュ法なのです。
テールのみに軽微な改造で効果抜群。
この改造費用は35000円程度とお手頃です。 ぜひ、お試しを。

 

写真は河野和彦  カブ根  phot M .AOKI


実際にラウンドピンにしたサーフィンショーツの河野和彦さんに、ご感想を聞いてみましょう。





こんにちは、PADOBOユーザーズオピニオンです。 
インタビューにお答えくださ〜い。


で、どうですか?

「2年間、毎日のように乗り込んだボードを改造したことで、サーフボードのアウトラインのことがよくわかりました。
同じボードのテールの形だけを変えるということが、他ではまず有り得ない事ですから・・・スカッシュとラウンドピンの違いについて、とてもよい勉強になりました。
パドボをピンテールにしたことで軽くなり、どんな場面でもボードの取り回しが良いと思います。風波でもトリムしやすく、はじかれてテールが抜けるということがなくなりました。
テールのボリュームがなくなったことで若干の浮力が失われましたが、まったく問題がありません。僕よりももっと体重がある人にはシビアなのかもしれませんがね・・・
少し戸惑ったのが、フィンのセッティングがまったく変わってしまったことです。
スカッシュのときに良いと思っていたセッティングではダメで、あれこれ試しました。今では小さい波のシングルフィンでも 大きな波のときのトライフィンでも大丈夫。
これでまた、毎日乗りたくなります。」

河野さん、貴重なご意見をありがとうございます。
カブ根でのサーフィン、決まってますよ!!
毎日パドボっているのは歓迎しますが、お店も毎日ちゃんと開けてくださいね。
 

 

左の写真は、アウトラインはそのままに
グラフィックのみをカスタマイズした例です。
あなたの感性をそのままに、オールペイントできます。


 

パドルフィッシャーマンズミート
第1回 イナダクラシック 
やってみたら大成功!!

2009年10月18日 日曜日 
神奈川県鎌倉市材木座海岸にて
記念すべき世界初のパドラーによるパドラーのためのパドルアウトでのフィッシング大会
パドルフィッシャーマンズミート
第T回イナダクラシック 
が開催されました。
エントリーした選手は一都三県から総勢30名
全員スタンドアップパドルボードでの参加でした。

 



 まだ薄暗い早朝5時30分からエントリー確認を開始し、明るくなった6時過ぎに選手ミーティングのために全員集合。
競技説明と注意事項を受けた各選手は早速海へ向かいました。

興味深かったのが各選手のボードと小道具。
             ボードで釣りをするための様々な工夫が見られました。 

 

今回、競技規定でバーブレスフック、つまり「かえし」の無いハリを使用することにしたのは、自分のハリで自分を釣ってしまった場合の安全対策です。 
 ボードでの釣りでは自分の仕掛けについているハリをモロに素肌に刺してしまう場合もあれば、ウエットスーツなどに引っ掛けてしまうこともあります。
そうしてトラブっている間にロッドを落としたり、パドルを流してしまう事故が多発しているのです。
「かえし」が無ければ簡単にはずせるし、怪我も軽くて済みます。
皆さんも普段から「ボードで釣りをするときには、バーブレスフックを使用する。」というリスクマネージメントを心がけてくださいね。




 

さて、午前中は風もなく、穏やかな海に海鳥がたくさんいました。絶好の釣り日和です。


最初にガンガン漕いで沖へ出て行ってしまう人、浅いところからトローリングを開始した人、鳥山に向かってキャストを繰り返す人、
東の逗子方面へ向かう人、
                   西の稲村ガ崎方面へ向かう人など各選手の
                   それぞれの思惑はいろいろです。

そして、この日は大潮。
午前10時45分には引きいっぱいなので、この時間に午前の部を終了することとしました。
すべての全選手は10時30分から11時までのあいだに、本部テントで帰着申告を行わなければいけません。
帰着申告がないと失格とみなされます。

 

 

 午前8時。
競技開始からたったの1時間半で帰ってきたのは、静岡県御前崎から参加した
内田城英(くにひで)選手・通称ウッチー

39センチのイナダを1匹と
スマカツオ(35センチ)、ヒラソウダ(32センチ)に
シイラ(53センチ)の全部で4尾を持ち帰り、一番に計測に出しました。
ウッチーさんはここで朝食のために、余裕の休憩タイム。

                            (写真はウッチーの釣果)

次に帰ってきたのは、コレステーター福永選手。8時16分と帰着時間は早かったのですが、持ち帰ったのは32センチのサバが一尾。
ウッチーの釣果を聞いて「これじゃだめだ」と再度、出艇してゆきました。


続いて8時23分に帰ってきたのはサンプラザ田中選手。
リールが壊れて手であげたというイナダは38センチで、ウッチーに1センチ差で負けている・・・惜しい!                    
                                                                                         

 しかも痛恨のリールブレイク!!(ヤッパ、安物はダメね)
奥田サトルの私物のリールを借りて再び出艇行きましたが、
はたして1センチ差を超えることができるのか???



午前9時ちょうどに帰着申告したのは、
地元アングラーの長田ユウジ選手。
40センチと36センチのイナダを3匹、
ストリンガーにつないで泳がせたままでのご帰還です。
いつもの自分のテリトリーでの釣果だそうです。(下の写真)

この時点で昨年の「シーバスファイティング」のタイトルホルダー、長田選手がトップに出ました。さすがです。

 

その後9時50分に帰ってきたのが、
ボードにロッドホルダーを取り付けちゃう器具「ロングdeフィッシング」の製作者、CAP布田選手。50センチのシイラを釣ってきました。が、朝イチのウッチー選手のシイラのほうが3センチ上回っています。

奥田サトル大会会長が見守る中、ほかの皆さんは午前の競技終了まで有効時間をたっぷり使って10時15分から45分にかけて、続々と帰ってきました。
みなさんの釣果はサバやイシモチやシイラがほとんどでしたが、土井直幸選手はスマカツオ(32センチ)を釣れてきました。

シイラの下にはカツオがいるんですねぇ・・・
スマカツオはおいしいですよ!

 

 午前中にイナダを持ち帰ることができたのは、全部で6名。
田中選手以降の帰着の早い順に紹介しましょう。

10時25分に帰着した沢柳真介選手が釣ってきたイナダは39センチ。


10時30分に帰着した伊藤剛選手の
イナダは36センチ。



伊藤選手と同時刻に帰着した西田英幸選手は41センチを2匹と36センチの合計3匹のイナダを計測に出しました。
これで西田選手がダントツの1位に躍り出ました。
                                                                                            
    
      

昼前には予測どおりに西よりの風が吹き始めました。
しかもだんだん強くなってきました。
昼過ぎにはオンショアの風の中、砂が舞う砂浜でいきなり本部テントが吹き飛ぶアクシデントが発生し、運営スタッフはテントを片付けるはめに・・・


海上では岸と平行に往復するウインドサーフィンが多くなり、ウインドサーフィンのエリアより沖に出ないとトローリングの態勢が取れなくなってしまいました。
向かい風に向かってのパドリングは結構ハード!
さらに「風波のうねり」が大きくなって来ました。
パドリングをやめた途端に、ボードのノーズは風下へと回転してしまいます。
その間にボードの横から「うねり」を受けるとボードがローリングして、突然不安定になります。さらに、後ろから来た「うねり」に対応できないと、あっという間にワイプアウトしてしまいます。

 

午後ラウンドに出艇した選手たちは風とうねりに翻弄されて、テクニカルな戦いを強いられました。各選手はボードに座って追い風に流されながらの釣り。
ゴミと流木が多かった潮目に糸をたらしていた選手は「小ゴマサバ」ばかりだったようです。

そんな状況の中、
競技終了の15分前に41センチのイナダをゲットしたのは地元の由比ガ浜在住の森重樹選手。


森選手は午前中にイシモチ(ニベ)を2尾と、サバを2尾釣っていました。
最終的にコレが最初で最後のイナダ
森選手はコレで3位入賞にくい込みました。
やったね!「あきらめない」が肝心!!

 



本大会のイナダ勝負は、各自の獲物のベスト2の長さの合計です。



(左の写真は3位の森選手、粘り勝ちデス!)




 

 





優勝は41センチを2尾あげた
地元材木座の西田英幸選手。

西田選手は、一番大きいパドル型のトロフィーと[HOD ROD]のボードトローリング専用ロッドをゲットしました。


40センチと36センチの合計76センチで準優勝したのは、地元坂ノ下の長田(おさだ)ユウジ選手。

41センチを1匹で第3位の森重樹選手は
「大逆転、サヨナラ」の入賞となりました。


外道賞を獲得したのは、
静岡県御前崎市から出場した内田城英(くにひで)選手。
朝イチのスマカツオ35センチで決まりです。
ダメ押しのヒラソウダカツオの32センチと、シイラの53センチも誰よりも大きくて文句なしです。

 

表彰式の後、全員で海岸清掃


大会当日の10月18日は
「全国一斉 釣り場清掃デー」のキャンペーンに当たり、イナダクラシックの実行委員会でもこれに賛同し、海岸清掃と海上の漂流ゴミの回収を行いました。

 

材木座海岸は定期的にビーチクリーンアップを行っており、いつもは比較的きれいな砂浜ですが、10月8日に来襲した台風18号が護岸まで波を打ち寄せたおかげで、漁師さんの浜小屋が壊滅し、またどこかからいろいろなものが漂着して砂浜はゴミだらけ!
拾っても拾っても拾いきれないほどの細かなゴミに、ため息しつつ、終了いたしました。
ご協力くださいました皆様、ご苦労様でした。




 

 さて、今回の大会は、2位の長田君と3位の森君、御前崎の内田さんともに、
みなさんの実力がはっきり出ました。
西田さんの一番も「そのとおり!!」という結果だったと思います。
誰よりもこの鎌倉の海でパドボフィッシングをしているのですから・・・

実は台風18号の後は、週の始めから、鎌倉の湾内には小さいシイラがたくさんいて、
イナダクラシックと言いつつ「ペンペン フィーバー」していました。
沖へ出れば出るほど、ちっこいシイラばかりが釣れてイナダが釣れないという悩ましい状況の中、西田選手はじめイナダを釣った人たちには、何らかの工夫と信念があったものと思われます。
きっとシイラの下にはイナダがいたのでしょう。
イナダを釣ることができなかった選手の皆さんは、シイラのいないところへ移動するか、もっと重いジグをセレクトできれば、きっと結果がよかったのにね!
                                                                                                 
      

「第一回イナダクラシック」は、プレ大会と位置付けておりましたが、参加選手も1都3県から参加者を迎え、おかげさまで「大成功」に終わりました。
協賛各社様より多大なご支援を頂戴し、参加選手の全員が賞品をいただきました。

実行委員会からは、楽しい大会を運営することができ、また、無事に終了いたしましたことを関係の皆様に心より感謝申し上げます。

また来年、さらにパワーアップした大会を開催したいと思います。
もっと大勢の皆様の参加をお待ちしております!!


 

主催 : パドボグランプリ実行委員会

共催 : 横浜  f ・  マリノス Jリーグ

企画 : 2WMSパドボ事業部

協力 : 有限会社 アクアティック
      株式会社 セブンシーズ
                        オクダスタイルサーフィング
                        由比ガ浜サーフパトロール

                   後援 : 鎌倉マリンスポーツ連盟
                        スタンドアップパドルボード協会
     


      協賛各社(あいうえお順)

株式会社 アムズデザイン 
株式会社 ウインドサーフィンジャパン
オクダスタイルサーフィング
有限会社 寿産業 
株式会社 セキノレーシングスポーツ
株式会社 JRS  
株式会社 禅   
DICK BREWER SURFBOARDS
有限会社 パイオニアモス  
有限会社 ファクトリーゼロ 
HOT ROD   
マイノリティ  
有限会社 松岡錦屏堂  
有限会社 モアナ  
株式会社 ローカス  



 


優勝した西田英幸
     (にしだ ひでゆき)選手に
恒例のヒーローインタビュー!!




(インタビュアー、奥田みゆき)


優勝、おめでとうございます。

これからは西田名人と呼ばさせていただきます!
しょっちゅう、ここでパドボフィッシングをしている結果が出ましたね。

(西田名人)
優勝したこともそうですが、大会が大いに盛り上がったことが非常にうれしい。
来年のパドボーグランプリが待ち遠しいです。
 

(奥田)
今回の大会での取り組みはどんな感じだったんですか?

(西田名人)
当日、第一ラウンドは絶好なコンディション!
台風18号の影響が不安でしたが、沖の定置網周辺で一本目(41cm)を釣り上げたら続けて二本目(41cm)。
これでトロフィーは間違いないと確信し、あと一本粘りました。
第二ラウンドは南でハードコンディション。
定置網目指して漕いでも漕いでも進まない。
これでは、みんなダメだろうと優勝を確信しました。

(奥田)
これまでのキャリア、最近の狙い目、好きなスタイルなどを教えてください。

(西田名人)
一昨年ぐらいからサーファー艇+パドルでキス釣りを始め、
去年パドボーを購入。 はまりました。



最近の狙い目としては、
イナダはもう終わりにしてこれからはカワハギ。キモがパンパンで最高!
カワハギは刺身・煮つけ・から揚げ・鍋、何でもOK。
逗マリ航路ブイ3つ目(赤色)の逗子側が絶好のポイントです。みなさんもお試しあれ。

好きなスタイルというか、やっぱり釣れなきゃ面白くない。
おいしくないと面白くない。
キス・青物・カワハギ・スズキと釣れる時に釣れる魚を狙っています。
 

(奥田)
旬ねらいということですね。ところでマリンスポーツのキャリアは?

(西田名人)
一番多いのは子供と砂遊び。その次がパドボフィッシング。
なお本職はウィンドサーフィンです。10年以上やっています。
でも最近あまり(風が)吹かないので乗り方を忘れたかも。
 

(奥田)
ところで、パドボフィッシングについて、なにか思うことがあれば、何でも・・

(西田名人)
鎌倉でだれか真鯛を釣り上げたことがありますか?
(御前崎では釣れるようです)
ヒラメは釣ったことはあるのですが、真鯛はまだ釣ったことがありません。
定置網周辺で釣れると聞いたことがあるので、タイラバを使って狙っているのですがダメです。
定置網からさらに沖の水深70mポイントにいると言う情報もあるのですがさすがに遠い。だれか釣り上げた方がいたら教えてください。
 

(奥田)
黒鯛は近場についているので釣れますが、真鯛はまだ聞いたことがありません。相模湾の全体が見えるところあたりまで出て行かなくてはだめなのではないでしょうか・・・
チャレンジは期待しますが、帰還不能にならない程度にお願いします。(笑)
では、今回優勝のタクティクスを教えてもらえませんか??
丸秘情報以外の差し支えない範囲で結構です・・・

(西田名人)
優勝した要因ですが、イナダが釣れるポイントを知っているかどうかと粘りでしょう。イナダはトローリングでもキャスティングでもつれますが数はでない。
イナダがいるポイントでジギングが一番です。
最近は定置網の沖側(水深約40m)の中層でよく釣れています。釣れない日はなく、サバ・イナダなどでクーラがいっぱいになる日もあります。
カサゴの30cmも釣れたりします。
ルアーはガン吉(メタルジグ)40gがいい。最近なかなか売っていないのが難。(みゆきさん、もっと仕入れてください)
ガン吉は、ジギングは当然、キャスティング、トローリングもOK。30gでもいいのですが深くなるとやっぱり重いほうがいい。
色は何でもいいみたい。

ということで大会当日、誰よりも一番に出艇し、定置網沖側の「とあるポイント」をキープ、3匹以上釣り上げる作戦を決行。
ガン吉でのジギングでバッチリ決まりました。

 

(奥田)
ありがとうございました。
確かに選手ミーティングのあと、一番に出艇。一目散に沖に出てゆきましたね。
やはりポイントを抑えることが大切なのですね。
皆様にも次回の参考になったと思います。

さて、これからの季節、黒鯛やカワハギが本番を迎えます。
賞品のHOT RODでいっぱい釣って、おいしく召し上がれ!

 

ところで、
「オクダスタイルサーフィング」では、今週
「ガン吉40」のイワシとマコイワシが入荷しています。
もっと重いジグがご希望なら、imaブランドのバーチカルジギング用メタルジグ
60グラム「六十朗」 80グラム「八十朗」 100グラム「百朗」というのもあります。(120,150グラムまであります。)
ご注文をいただければすぐに取り寄せますので、お申し付けください。
よろしくお願いします。


 

  販促通信
こんなの作っちゃいました! 
2009  SEPTEMBER

これで「イワシアウト」しても大丈夫!
タックルだけは
ワイプアウトから免れるでしょう・・・


これを作ったのは
有限会社寿産業 CAP事業部。

この商品名は 「ロングDEフィッシング」 と言います。


サーフボードのノーズ寄りに取り付けて、タックルと道具箱やクーラーボックスを装備し、ボードで釣りに行こう!というコンセプトの商品です。

では、開発者である寿産業の布田さんにインタビューしてみましょう。

「新製品 ロングDEフィッシングとは、お手持ちのロングボード・パドボに簡単に釣り竿を装着でき、かつタックルBOXやクーラーBOX(幅50cmまで)まで装着できる優れものです。
波のない日の新たな楽しみの1つとして生まれた商品です。
お手持ちのクーラーBOXもつけられます。
波のない週末、サーフィンバカの私たちにとっては何をしていいか分からない、昼間っから飲むのもなぁ、お金もないし、ただ釣りをするのもつまらないし、
せっかくボードを持っているのだからこれを使って何かできないか?
こんな思いから、開発された商品です。
トレーニングがてらトローリングするもよし、暇つぶしにキス(晩のオカズ)釣りをするもよし、本格的に釣りを楽しむのもよしと、
新たなサーフスタイルの提案です。」

 

  ロッドホルダーが2個付けられるタイプにタックルボックスまで付いて、13230円は安いでしょう。
その他、ロッドホルダーが1つのタイプや、タックルボックス無しのタイプもあります。
                                                                                                                                                                     

サーフボードにつければ、両手でパドリングしながらでもトローリングが可能。

 

パドボに付けたらこんな感じ



 これがあれば、ボードに置き竿しながら
さらに、手持ちでも釣れます。
イナダの群れに当たった時には
きっと ものすご〜く 忙しくなることでしょう。





「これさえあれば、タックルをなくさずに済んだのに・・」と悔やまれる貴方にも
お勧めです。次のタックルをなくす前に、今すぐ購入しましょう!!

川田くんにも S氏にも 断然、お勧めしま〜す!!



「ロングDEフィッシング」の詳細は
こちらのリンクをごらんください。
http://www.padobo.com/pdf/longdefishing.xls



 

ゲットはしたけど、ロストもしちゃった・・・ 

写真の川田君。
パドボで遊び始めたのは2年前。
サーフィンしたりスキンダイビングしたり、たまには釣りもするけど、これまでの釣果はエギで釣ったアオリイカが最大級。やはりいつかは憧れのシーバスをトローリングで、釣りたかったのね。


2009年8月最後の週末は
台風11号が南東の海上に発生。
鎌倉では朝から水面が騒がしく、魚が湧いて、海鳥が右往左往していました。

「今日は釣れるよ、お墨付きだよ。道具、貸してやろうか?」と
ウチのダンナに乗せられた川田君、タックルとホルダー付きウエストバックとその他一式を借りて、海へ向かいました。

昼過ぎから漕ぎ出して、帰ってきたのは夕方も暗くなった頃。
ついにやったぁ!
55センチのフッコだけど、間違いなくシーバスを持ち帰りました。
ところが、あまりうれしそうではありません。
なんでかな・・・?と思っていたら、
な〜んだってぇ? タックルをなくしたってぇ〜? な〜んでよぉ〜?

川田君いわく
「大きなアタリに興奮して、シーバスの顔を見たら頭の中が真っ白になって、
ハリをはずして、気がついたらなくなった・・」って、
あらあら、その代償は大きかったね。
もしかしたら、ハリをはずしてフッコを網に入れている間の川田君のルアーに 
何かが食いついて、そのまま引っ張って行ってしまったのかもしれません。
「しょうがないねぇ・・」と慰めると同時に 「いい経験したじゃん!」と、お説教も少々。

 

そうなんです。

パドボフィッシングは、アタリがあってから魚と供にランディングするまでの全てを
完全にひとりで行わなければならないのです。


(写真は、タックルと交換したシーバス、
お腹はパンパン)


船なら誰かがタモ網で救ってくれるし、
カヌーならタックルと魚を取り込んでしまえば、もう逃げられないし、タックルをなくすこともありません。
カヤックなどでもタックルをホルダーに置いてしまえば、落ち着いて、魚にかかったハリをはずしにかかれます。


が、ボード上ではこれらの作業全ての難易度が高く、網を出してくれる友も居らず、動員できるのは自分だけ。
腕がもう一本欲しい!と切実に思うことがあります。



パドボフィッシングは、決してナメテかかってはいけません。
本当にそのおもしろさがわかるまでには、いろいろな経験をするでしょう。
数々の辛酸を舐めるのかもしれません。
実際にタックルやパドルをなくす人が大勢います。
失くし方は人それぞれに、状況も様々。
ボードからワイプアウトして手から離れてしまったり、自分に刺さっちゃったハリをはずしている間にパドルが流されてしまったり、気がついたら無かった・・・というのも実に多いのです。


パドボフィッシングの達人と呼ばれるには、絶対にワイプアウトしないこと。
それから状況に応じたあらゆる努力と、それぞれの創意工夫がその真髄なのです。
川田君、まぁ、これも経験さ。

 

その日、ウチのだんなが釣ってきたのは
ショゴ(カンパチの幼魚)4匹

身はお刺身で、
頭と中骨はアラ汁にして、おいし〜よ。





8月29日現在 鎌倉での釣果情報

  サバ  20センチ〜40センチ
イシモチ 25センチ〜35センチ
 イナダ 40センチ〜50センチ
 ショゴ 30センチ〜45センチ
シーバス 50センチ〜75センチ
                   など・・・


 

2009年8月16日 日曜日

横浜港で今年も開催
「真夏の運動会・ボード天国」
チームパドボ、大活躍!

横浜みなとみらい インターコンチネンタルの前にパドボが並べられました。
年に一度、こんな機会があるのです。

夏らしく暑い日差しの中で、パドボーダーの皆さん、楽しかったですね。

 

今年で22回目を数えるこのイベント、普段は入ることの出来ない港湾地区を貸切で
ボードスポーツを楽しむことが出来ます。
みなとみらい地区の国際展示場とインターコンチネンタルホテルの裏側の海で、
赤レンガ倉庫街とベイブリッジを背景に、
ウインドサーフィンの耐久レースと
スタンドアップパドルボードのレースも行われました。

写真は、スタンドアップパドルボードレース、総合3位の楠元知穀選手。
1位、2位のプロの選手に続いて、普通のサラリーマンが3位に入賞です。
がんばりました!!

 

 

 田中選手が
パドボグランプリのチャンピオン、村林選手に一勝をあげた!!



田中淳(たなかすなお)選手は、マスタークラスの第1位。・・・50歳以上ってこと。
その田中選手が、スラロームの予選では、
あの村林トモ(プロカイトボーダーで、今年の第4回パドボグランプリで、全種目完全優勝をとげた)に、勝ったんです!!これって、快挙です!!



上の写真がその証拠。
最後のマークを右に回りこんでフィニッシュです。
先頭(左側)のブルーのゼッケンが、田中選手。
後続の赤いゼッケンが、村林選手。


リザルトは実連HPをご覧下さい。
http://jcba-hp.hp.infoseek.co.jp/
より詳しい情報は実連ブログで適宜案内しています。
http://wind-surfing.seesaa.net/

 


「パドボグランプリ」も「ボード天国」も
50歳以上のマスタークラスは、お任せの
田中淳(スナオ)選手をご紹介しましょう!

表彰状を持っているこの人、サンプラザ中野さんではありません。


田中選手は少年の頃からサーフィンをしていたのですが、以前に腰の骨を折る大怪我をしてしまいました。

一時はサーフィンも諦めなければならないのかと打ちのめされたそうです。
でも不屈の根性でリハビリに励み、なんとか元気になりました。



折りしもその頃にお仕事が忙しくなり、せっかくのお休みの日に波は無く、「シーカヤックでも買おうかなぁ〜・・・」
などと思っていた、ちょうどそのとき、PADOBOが発売されたのだそうです。

「波は無くてもサーフィン感覚」 のキャッチフレーズに飛びついて、
即、購入!!

それからというもの、仕事が休みの日には、必ず漕いでいます。
波にも乗るし、釣りもするし、レースには必ず参加して、上位にくい込んでいます。
                                                                      
                                                                                               

田中さんは「パドボがあって、よかったぁ〜!」と口癖のように言っています。

人生は長〜い、どうぞ楽しんでください。

 

第22回 「横浜ボード天国」 
スタンドアップパドルボードレースで入賞した
チームパドボ


左、ジュニアクラス優勝 浜田健太郎君・14歳
中央、 総合3位 楠元知穀(トモキ)選手
右、  総合4位、マスタークラス優勝 
                 田中淳選手



また、来年も頑張りましょう!!










 

南の楽園でPADOBOしよう!!

パラオでパドボ 2009

 

パラオ諸島を知っていますか?
ダイビングをする方には超!が付くほど有名ですが、サーファーには、あまり馴染みがありません。
パラオ共和国は東京から約4000km南下。ちょうど兵庫県の真南あたり、日本との時差はありません。
グァム島とフィリピンの中間あたりの太平洋に浮かぶ、南北に長く伸びる数百にも及ぶ大小の島々の集合体で、南端はインドネシアに近いという地理。数ある島々の一部は環太平洋火山帯に属し、何百万年も前の火山活動によって押し上げられた古代の珊瑚礁です。

パラオでは国際空港があるのも小さい島なので、B-747クラスのジャンボ機は降りることができず、したがって、大きいサーフボードを持ってゆくことが出来ません。
なので、現地でパドボのレンタルができるようになりました。

2009年4月、われらが「TEAM−PADOBO・チームパドボ」はパラオでパドボを漕いできました。

パドボでのアイランドホッピングは天国にいるようです。
珊瑚のうえでのシュノーケリングや風に流されてゆくダウンウインドツアー、無人島の誰もいないビーチに上陸したり、リーフ内でのトローリングやアウターリーフでのサーフィンなど、パドボがあると遊び方は無限大に広がります。

 










真上から、こんなシャコガイを見ることができる




 

旅のメンバーは、

各方面からのアラカルト

海遊びのエキスパート集団

プロサーファー、奥田哲「サトル」 

プロウインドサーファー、新嶋光晴「ミツ」 

オクダスタイルサーフィングの番頭でテクニカルショートボーダー、原田俊広「トシ」

銀座のサラリーマン、富永尚之「トミ」

元、某ルアーメーカー勤務、木内隆一「キウちゃん」

ツアーディレクターには旅行業界きってのアイランダー、芹澤裕幸「セリ」

カメラマンは釣り業界の仕事人、岡野進司「シンジ」 

そしてレポーターの私は、奥田みゆき「ミユン」
BBからパドボ、スノーボード、クッキングボードまで、板の上なら任せて!

という文字通りの混成チーム。



 

遊び道具もバラエティー豊かに、ボディボード、ショートボード、ロングボード、ウインドサーフィン、足ひれにマスクにシュノーケル、ロッドにリールに山ほどのルアー、それにカメラ機材を成田空港のカウンターでチェックインするのに予想以上の時間がかかった。グァム行きのコンチネンタルエアのスタッフは、サーフボードの扱いに慣れていない様子。
なんとか搭乗時間ぎりぎりに出国手続きを済ませて、売店に走ってガイドブックと雑誌を買い、いざ、出発!



グァム島でのトランジットは2〜3時間。
ビールとナチョスと馬鹿話しで時間をつぶし、紅に染まる水平線を見ながら、再び機上の人となり夜の8時ごろ、パラオ共和国コロール国際空港に到着。鎌倉の家からここまでの所要時間は約12時間です。

 

                                                                                                                                                                       

パラオでのホテルの料金は決して安くありません。レストランも観光客が利用する店は比較的高価です。
そんなわけで、我々の今回の宿は
「アバイ アバイ」と呼ばれる一軒家を拝借し、食事は、できるだけ自炊してゆこう!という合宿生活になりました。


我々にとってフィッシングは遊びではない!なんたって夕食の材料をゲットする重要な手段なのだ。スーパーマーケットで買ったのは、米と野菜と塩と醤油とワサビ。
日本では歯磨き粉が入っているようなデッカイチューブの「ハウスのワサビ」が売られていました。へぇ〜、こんなの有ったんだ!!


おもしろいことに現地の人々のほとんどが日本の苗字を名乗っています。日本人とパラオ人には非常に濃い交流があり、第2次世界大戦の後、日本がパラオから撤退するまでには日本人が学校や病院を作っていたそうです。
ですから、日本食も普通なようです。
今では米ドルが通貨となり英語が公用語となっていますが、かなりの割合で日本語や日本の文字がそのまま利用され、あちこちで日本文化が色濃く繋がっています。例えば、港に「鯉のぼり」がひらめいて、東京湾の納涼船と同じ「赤ちょうちんが付いた屋形船」が停泊していました。
また、ロコのおばちゃんたちは日陰に集って「花札でコイコイ」をしているし、カラオケも盛んです。ある時、民家から童謡が聞こえてきました。「ポ ポ ポ~ ハトポッポ〜・・」のその先が、パラオ語だったのにはびっくり。

日本からのODA(政府開発援助)により、素晴らしくきれいな道路が整備され、島と島をつなぐ橋がかけられています。走っている自動車はほとんどが日本の中古車で、漁船も日本の中古船が多く、訛りのないきれいな標準語で「こんにちは」と挨拶してくれる子供たちが大勢います。ワールドベースボールのテレビ中継では、みんなが日本を応援していたそうです。パラオはとっても親日的なのです。

 


写真キャプション

 これもトレッキングの道。

岩盤の川床を行く。

滝へ続く観光コースの一部です。

 



ダウンウインドパドボツアー

私たちの旅のガイドは、Keobel Sakuma(ケオベル サクマ)君というパラオのローカルサーファーでニックネームは「KB」 ハワイマウイ島から2年前にこの地元に戻って来たそうです。素潜りの世界では有名人で、スピアガンフィッシングのチャンピオンなのです。

今回のパラオでの介在期間10日間。サーフィンも観光もフィッシングも、あちらこちらの島々のいろいろなところを遊び回りましたが、風に乗って風下に流される「ダウンウインド パドボツアー」は、最高でした。
追い風はともかく、潮の流れが速くて、私たちを乗せたパドボはどんどんと流されて行きます。浅いリーフにスケッグをこすらないように注意していれば、海が勝手に私たち運んでくれます。

 

 通りがかりのリーフの上では、投網を肩にかけたおじさんが「なんだ?なんだ?」と言わんばかりにこっちを見ているし、浅瀬で遊ぶ子供たちが私たちに向かって手を振ってくれるのは、きっと彼らが初めてパドボを見たのでしょう。
人間が立ったまま流されて行くのは、はたから見ればとても不思議な光景だろうと思う。



 隣の島との間の深いチャンネルを渡って、アラカベサン島を西へ半分ほど回りこんだ「パラオ パシフィック リゾート」(PPR)のプライベートビーチをゴールとしました。
シーズンオフで人影もまばらなビーチにボードを揚げて、プールサイドのバーでリゾート気分を楽しんでいる間に、ツアースタッフが自動車を回してくれるという段取り。
これは新しい!これぞパドボの真骨頂発見というところ。
この旅の大収穫と言って良いね!!


今回、ダウンウインドパドボツアーの出発地点からゴール地点までの全行程は、約8キロメートル。追い風に流されて行くので、一生懸命に漕がなくてもいいのがホンマ楽チンやで。
海上からパラオの自然を満喫でき、万事お気楽に楽しい!しかも潮の流れに乗っているので結構なスピード感がある。
ボードの上で立っているのに疲れたら座ればよろしい。


この新しい遊び方は、パドルを使って進行方向(ノーズの向き)の修正さえ出来れば、誰にでも楽しむことが出来るでしょう。

 

 

ところで、このPPRリゾートの敷地の横に「日本大使館」があります。迎えの車が到着するまでの間に、大使館の裏にある河口でちょっとだけキャストしてみました。
夕まずめの汽水域には、小さいアジを追って、大きいアジ(トレバリー)が群れで押し寄せ、
サトルとトシにヒット!
 折れそうなほどロッドがしなりながらも5分ほどのファイトで、ブルーフィントレバリー(カスミアジ)と小型のGT(ロウニンアジ)
オマケに、バラクーダ(鬼カマス)をゲット。

パラオの魚は早い潮の流れの中で育つためか、身がしまっている。
水温が高いので身に油こそ乗っていないが、そのお陰で臭みがまるで無い。刺身にしてサイコーだって!


バラクーダやサバは塩焼きで、でっかいアジの仲間やカツオなどは、たたきや刺身にして、ヤバウマかった。




 

写真 は
カツオのたたき 
ニンニク乗せ ショウガ醤油 スダチ添え。


毎日のおかずに不自由しないのは、
我がチームのサバイバル度の高さゆえか?

 

魚たちの保護区に指定されている海域では、キャスト禁止。
隣り合う島と島との間には深いパスがあり、砂浜から海に入るとすぐに背丈以上の水深に落ち込むところに、エンゼルフィッシュや、バタフライフィッシュ、ギンガメアジやサヨリなどなどの無数の魚たちが、群れを成して回遊しています。水中の私たちのまわりを魚たちがぐるぐると泳ぎまわるのです。
まるで水族館の水槽の中に入ってしまったみたいです。


 ひょいと手を伸ばせばつかめそうなくらい近くを泳ぎまわっている魚たちのほうでも私の周囲を回りながら、大きな目玉をひょいひょいと動かして、こちらを見ています。
いつもはスーパーマーケットのトレイに並んでいるサヨリの群れに見つめられる体験は、なんとも不思議。

 



そしてひときわ圧巻なのは
ブラックチップリーフシャーク! 
本物のシャークよっ!!!


ここにはたくさんの魚と共に、体長2メートル近くもありそうなサメがウヨウヨいる。
悠悠と泳ぎ回るサメの姿をこんなにも間近かで見たことがない ・・・ありえない・・・
ここのサメは安全で、人を襲うことはない。とは聞いても やはりサーフィンする立場としては、あまり見たくない光景なの。だって、悪夢にうなされそう・・・


メンバーの全員が最初はビビリ加減だったのですが、でも次第に慣れてきて、サメと一緒の撮影会になりました。とは言うものの、やはりすぐ後ろにサメが付くのは気分が良いものではないので、ピースサインは出ません。
カメラマンからOKが出された瞬間に、全員が足ひれをばたつかせてその場を泳ぎ去ろうとするのが、なんともおかしい。誰もがサメを信用していないのね。あたりまえだけど・・


 

無人島で発見!
スーパーコーラルリーフでの
ハイパーなレギュラーブレイク

8日目に訪れた無人島のリーフでは、
海水のあまりの青さが不思議で、水中眼鏡で海中をのぞいて見て驚きました。

ボートが止まっている深いパスから、さっきまでサーフィンしていた棚へ、駆け上がる壁のすべてが珊瑚でできている。
それもこれまでに見たことがないほど大きく、色とりどりに、花が咲いたように美しく重なり合っていました。枝珊瑚、大脳珊瑚、テーブル状珊瑚、マッシュルーム状珊瑚、ソフトコーラルが幾重にも幾重にも折り重なっているコーラルガーデンなのです。

このような景色が出来上がるまでには、いったいどれだけの月日が必要だっただろう・・・私の一生はこの珊瑚の何センチ分に相当するのだろう・・・まさに神々の庭と言ってふさわしい光景に、魚たちもまた、これまで以上に大小様々な色とりどりのたくさんの種類がいて、思い思いに泳ぎ回っている。これが本当の竜宮城ではないのか・・・

 

ここはうねりの方向が合ったときには、素晴らしいレギュラーブレイクが出現するでしょう。珊瑚でできた棚に沿ってチューブを巻き、うねりが大きければ相当なハードブレイクになるに違いないと思います。
珊瑚礁の上の緑に覆われた平らな島の奥まったところには砂浜があり、上陸することもできそうです。寝袋とBBQ道具を持って来れば、
                  極上のサーフキャンプができるはず。

このポイント名は、今は「シークレット」としておきましょう。




 


パラオの自然のもうひとつの見どころはエルマルク島にある「ジェリーフィッシュレイク」 ナショナルジオグラフィック誌でも紹介されたことがある、文字通りに「クラゲの湖」そのものです。それ以外に言いようがない。
太古の時代に珊瑚礁が隆起して真ん中に海を抱えたまま島となり、その中にクラゲが住んでいる。しかもクラゲは独自に進化して大繁殖し、クラゲの王国が築かれているのです。
クラゲ大王がいるのかどうかは知らないけど、ものすごい密度でクラゲだらけなのだ!!見ただけでアレルギー反応が出ちゃうサーファーもいるかもね。



 パラオを訪れた時にはサーフィンの合間にでも、ぜひ時間を作って、マスクとシュノーケルを持って行くべきでしょう。たとえ1時間でもいい。
ここは「ヒト」として見るべき価値がある。地球は広い、私たちが知らない世界がまだまだあるのだ。と教えてくれます。

 


パラオの海岸に発達したマングローブの林も、日の当たる珊瑚礁も、浅い砂地のアマモ場も、海の生物たちが生まれ成長してゆく大切な場所なのです。パラオの人達は浅い海をとても大切にしています。大規模なリゾート開発もゴルフ場の整備も否定しているからこそ、このような環境が保たれているのだと言えます。
パドボに立って海に浮いていると、その様子が全て手に取るように見える!
海水の透明度が高いのに加えて、エンジンの無いボードは音もなく進むので、生物たちのじゃまをしない。
パラオの浅い海のにぎわいには、目を見張るものがある。この光景は地球の宝だと思う。
海は世界をつないでいる媒体なのだから・・・

 




この旅の様子は、エイ出版から発売の雑誌 「NALU・8月号」で、
サーフレポートを中心に掲載されます。ぜひ、読んでね!


 

今回、パラオで遊んだところ

メリキョク、 ウェストチャンネル、

シップレック、 ロックアイランドエリア、

ニッコウベイエリア、 ロングアイランド、 パラオ パシフィックリゾート、 

日本大使館裏、ノースビーチ、 ニワル、 ガルバサンドック、

ガラドマウの滝、 ストーンモノリス、

ジェリーフィッシュレイク、 ミルキーウェイ





 

今回、ライトタックルとルアーで釣れた魚

サバ、 カツオ、 スマ、 ダツ、 ヤス、 
バラクーダ、 レインボーランナー
グレイシーグルーパー
コーラルグルーパー
ピーコックグルーパー
ブルーフィントレバリー
ジャイアントトレバリー
イエローテイルスナッパー
グリーンスナッパー
マングローブスナッパー



 

パラオへの旅のガイダンス



現地へのアクセスはコンチネンタルミクロネシア航空で、グァム経由が一般的。
JALの直行便もあるが、ダイビングのツアーなどで埋まってしまう。
JAL利用の場合は4泊6日の日程が決められており、旅行日程をアレンジできない。


パラオまで飛行機で運べるロングボードは9"6'まで。
サーフボードのオーバーチャージは1本に付き100ドル!(高っっ)
パドボは現地でレンタルする。(サーフボードのレンタルも可)

 

 サーフシーズンは日本が冬型気圧配置になる頃がベストだという。
ロコの言葉を借りれば「電気柱」(電信柱のこと)のような波が立つこともあるらしい。
夏はあまり大きくないロングボード向きのメローな波があるということだ。
アウターリーフのコーラルボトムでのブレイクのみで、総じて流れが強いので、しっかりとパドリングができないと無理。(インサイドの浅いところに流されるとボートでは助けに行くことができないので、初心者には危険な場合も・・・)
ビーチエントリーができるサンドボトムのサーフポイントはない。
サーフショップも無いので、ワックスとクラッシュテープ、それからリーシュコードの予備を持参すること。

 

風は10月から4月の間は島の西側(フィリピン海)がオフショア、
8月から10月の間は、東側(太平洋)がオフショアになる。
5月から8月頃は雨季に相当する。
台風は無いらしい。台風の発生する場所に位置しているため、生まれた台風の卵が発達しながら北上した時に、バックスウェルが入ることはあるという。

パラオへのサーフトリップは、4人から6人程度のグループが望ましい。
アウターリーフは遠く、メレキョク以外のサーフポイントへはボートによるアクセスになるため、6人のパーティー(プラス、ガイドにキャプテン)がマキシマム。
2~3人ではボートチャージの一人当たりの負担額が割高になる。

 

レンタカーもあるが、地図はあまりあてにならない。
道路はきれいだが、日本にあるような地名や方角と距離を表示する標識は無く、目印になる信号や建物なども無いので、ガイドを雇ってドライブしてもらうのがベスト。
コロール市内の移動には、市民が利用する循環バスがある。
 ほとんどのホテルとレストランには、お客様専用の送迎バスもある。

ホテルは最低でも一泊50~60ドル。高いところでは200ドル以上、最高級は450ドルというところも。通常の宿泊料金に食事は含まれない。
1日3食で15〜20ドルのぐらいの目安。


旅費の他に現地でのボートチャター代や飲食費などに、15〜20万円程度は必要。
                                                                                                                                                                       

サーフボードレンタル、パドボレンタル、パドボツアーに関するお問い合わせとお申し込みは下記まで。
潟純Cルドナビゲーションの 担当 芹澤裕幸さんにご連絡ください。

エアチケットやホテルの手配も安心してお任せできます。

 



株式会社ワイルド・ナビゲーション
(観光庁長官登録旅行業1753号)

東京都渋谷区恵比寿西2-7-10
第6ミトモビル9F

TEL 03-5784-3980 FAX 03-5784-3981



 



販促通信    2009 JULY
こんなの作っちゃいました
「ボード補修用ペイントスプレー」
PADOBO専用の3色を 新発売

パドルがあたって、ボードのレイルの塗装が剥がれてしまうこと、ありますよね。
これはPADOBOに限らず、どのメーカーのどんなモデルのボードでも起こることです。
言ってみれば、スタンドアップパドルボードの「宿命」ですね。
パドルやレイルを保護する「ハイプロテクションテープ」は、すでにご紹介いたしましたが、新品以外のボードでは、テープを貼る前にキズをきれいに直したいと思うでしょ?
でも、工場に出すほどでもないし、大きいエポキシボードの修理を引き受けてくれる工場まで持っていくのも手間がかかり、修理の料金も気になりますよね。
ちょこっとのキズなら自分で直すことができれば、お手軽だし経済的です。
そこで、ご自宅用にボードと同じ色の補修用のペイントスプレーを新発売。

自分でできる修理の方法は簡単!

パドルがあたって黒く変色している場合には、キメの細かいサンドペーパーで、レイルの全体を「水とぎ」してみてください。
黒くなってしまった部分が取れて、元の色になればOK!それ以上こすれないように、ハイプロテクションテープを貼ってしまいましょう。
もしも凹みが有ったら、凹んだ部分ではテープが浮いてしまうので、凹みがなくなるまで全体を研磨してしまいましょう。

すっかり塗装が取れて下地が出てしまっている場合には、
補修したい部分とその周囲の1〜2p程度の部分を 塗料が定着しやすくするために、サンドペーパーで薄くキズを付けてから、ペイントスプレーで補修してください。

大きくへこんでいたり、露出した下地部分が割れてしまっている場合には、エポキシパテで埋め、パテが硬化した後に、ノーズからテイルまでの全体のラインをサンドペーパーで整えてから、補修部分にペイントスプレーを「シュッ、シュー」でバッチリです!

ハイプロテクションテープを貼るのは、塗料が完全に乾いてから。
ペイントスプレーで重ね塗りをした場合には、完全に乾くまで1〜2日かかる場合があります。
表面が乾いていても、内部が完全に乾いていない状態でハイプロテクションテープを貼ってしまうと、後から気化したガスが出て、テープの中に気泡が出たり、剥離の原因になる事がありますので、ご注意ください。

ペイントスプレー使用上の注意!!
火気の近くでは使用しないでください。
新聞紙などをボードの下にひいてください。
ボードの補修したい部分を囲むように、マスキングテープを使用してください。
その他、スプレー缶に記載されている「使用上の注意を」よく読んでからお使いください。

PADOBO専用
「ボード補修用ペイントスプレー」 税込価格 1260円

*スタンダード ホワイト
*デラックス イタリアンレッド
*デラックス ハワイアンブルー

 

 

これでキズともオサラバ
ハイプロテクションテープのこんな使い方があった!!

ハイプロテクションテープをボードのレイルに貼るのはもちろん!パドルのブレードの縁を
包むように貼り付けてみました。市販されているモールを取り付けるよりも簡単で、パドリングにもまったく支障が無くて、誠に快適です。
テープが透明なので、貼り付け部分がほとんど見えなくなり、なによりスマート!

ボードのレイルとパドルの両方にハイプロテクションテープを貼れば、
ボードもパドルも痛むことなく、いつまでもきれいなままでご使用いただけます。

ハイプロテクションテープを普通のサーフボードに貼るときには、ボードの厚さに合わせて幅を狭く切ってからご使用ください。
貼り付け方法が商品のヘッダーに書いてありますので、よく読んでから時間の余裕を持って、じっくりと取り組めば、きれいに仕上がります。


オクダスタイルサーフィングでは、お買い上げいただいたテープを貼り付けるサービスも行っておりますので、お気軽にお申し付け下さい。 
(貼り付け加工代金 ¥1.050円)




 

販促通信    2009 JUN
こんなの作っちゃいました。

ハイプロテクションテープの
「パドル用」を新発売!!

昨年の発売以来ご好評を得ている、ボードのレイルを保護するハイプロテクションテープをパドル用にアレンジしました。
ハイプロテクションテープをパドルのエッジに貼り付ければ、パドルのエッジが欠けてしまうことも防ぐことができ、ボードのレイルを保護できるだけでなく、鋭いエッジから
ライダー自身の身体を保護することができます。


パドボトローリングしているときに、パドルでラインをひっかけちゃっても 
ラインが切れないよ〜ん。


ハイプロテクションテープは無色透明のポリウレタンフィルムなので、黒以外のカラーやウッド製のブレードでもまったく目立つことがなく、しっかり定着して剥離せず、水中での抵抗もまるでありません。あまりにも目立たなくさりげないために、写真にさえ写りません。
ここで装着した様子の写真をお見せできないのが残念です。

ハイプロテクションテープは、ボード用とパドル用を両方併用すると、完璧です。
ぜひ、お試しを。



ハイプロテクションテープ「パドル用」(ステッカー付き) 
参考上代 4200円(税込)


 

第4回・ファイヤーワークス 
   パドボグランプリ  報告!
        and 裏方レポート

2009年5月24日 日曜日 
早くも第4回目を迎えたスタンドアップパドルボーディングの大会 「パドボグランプリ」
今回は雨に翻弄された大会の裏方事情と、
運営スタッフの面々をご紹介しながら、レポートします。

 

第4回ファイヤーワークス パドボグランプリは
ウインドサーフィンから転向したプロカイトボーダー、村林知安選手と
ウインドサーフィンのワールドチャンピオン、
佐藤素子選手でした。

二人とも初タイトルです。
グランプリ、おめでとう!




☆リザルトは、このホームページのトップに戻って
「shop information」を下にスクロール。
リンク集がありますので、各デビジョンのバナーをクリックしてください。

 

パドボグランプリでは、
今年で2回目となる「フィッシング デビジョン」が午前4時30分にスタート!
「マジ早」なので、実行委員会では、前日の土曜日の午後から
テントやアドボードなどを会場に設置しました。

現場の防犯対策として、鎌倉でウインドサーフィンする大学生男子2名が、
砂浜に泊り込みで「寝ずの番人」を勤めてくれました。
ご苦労様、ありがとね!




 

ルアーのみで勝負!
フィッシング デビジョン 

そして、雨模様の5月24日 
日曜日の早朝4時。まだ薄暗いうちから
由比ガ浜海岸にボードとパドルを持った人たちが、ひとり、また ひとりと
どこからともなく集まり始めました。

長〜い一日の始まりです。

 

                   写真 キャプション 
         午前4時に現場出勤した、パドボグランプリ実行委員会役員で
         2WMSパドボ事業部、企画部長、奥田みゆきが持っているのは
         釣れた魚を計るためのメジャー。パウチして作りました。
               (それにしても早朝の受付けは暗くて寒かった・・・)

 




フィッシングにエントリーした選手は、男性ばかり20名。
エントリー確認後、各選手はゼッケンを着用し、帰着時間とルールの説明を受けました。
海上での安全に配慮して、選手の携帯電話に大会本部の電話番号を登録してもらい、決められた時間までに帰着申告を行わないと、本部から電話をすることになっています。
もちろん選手の皆さまの安全確認のためですが、帰着申告をせずに、本部から電話をもらったときには失格となります。一応、ゲームですから・・・

 

この日の海は、午前3時30分に大潮の満潮を迎え、ようやく明るくなった4時30分頃から
干潮に向かう中、パドルボードアングラーたちが、次々と出陣してゆきました。
写真は、BIG FUNを購入した日に75センチのシ-バスをゲットしたラッキーボーイ、沢柳真介選手。

 

その後、大会実行委員たちはテントの設営や、各準備に忙しくしているうちに、
あ〜 やっぱり・・・雨です。雨が降り出してしまったのです。
昨夜の天気予報によると「本日は上空に寒気団がやって来て、朝から雨。ところにより雷を伴って激しく降るでしょう。」と言ってはいましたが、いつも当たらない天気予報が今日に限って、バッチリ的中してしまいました。

午前8時からのエントリー確認作業中には、もう本降り。
北風が強く、受付けのテーブルはびしょびしょ。 エントリーリストの用紙はメロメロ。
カメラマンたちは機材をぬらさないように準備に余念がなく、
運営スタッフたちは空を見ながら祈るばかりでした。

 



写真 キャプション



オフィシャルカメラマンの紅林。
雨の中、皆さんの写真を撮りまくった。
Yahooアルバムで見てね!

 



鎌倉を代表する現役プロウインドサーファーの柳沢は、水上バイクのドライバーとして活躍。
カメラマンを乗せて海上を走り回った。

 

 
   コースレース

エントリーした選手達は受付を済ませて、
雨にもめげず、元気良くウェットスーツに着替えて、コースレースのスタートに臨みました。



コースレースに出場した選手は、オープン(メンズとジュニア)60人 と レディス18人。



実行委員会では「ところにより雷」の予報を考慮して、海上のコースの設定は慎重に行われました。
選手達をあまり沖まで出さずに、なるべく岸と平行に往復できるようにブイを打ち、雷が来た時に、皆さんがすぐにでも岸に帰れるように配慮しました。



ビーチスタートのとき、由比ガ浜の水際に横一線に並んだ選手達の真新しいゼッケンは、色とりどりで、まるで花が咲いたように とてもきれいでした。
ホーンとフラッグの合図で、レディスとジュニアの選手が 先にスタートを切りました。

大きいボードを自力で水面に浮かべて すばやく漕ぎ出せるかが、小柄な女性や子供たちの最大の課題でしょう。
ボードの上に立ってしまえば、オフショアの風に押されて、どんどん下マークに向かって進んで行きました。

 

そしてオープンクラス(メンズ)のスタートです。
ジュニアをのぞく、男性57人の選手の一斉スタートは、
迫力満点!見ごたえずっしりの圧巻です!

フラットな海面で完全なオフショアだったので、スタートは各選手ともスムーズ。
最初の下マークでは混戦模様でした。


その後、徐々に各選手の間に差が出てきました。
坂ノ下側の上マーク付近では、ボード1本分程度の距離で順番ができ、次々にマークを回航しました。
メンズの上位の選手はこのあたりで、先にスタートしたジュニアの選手に追いつき、そしてレディス選手をも 抜き去って行きました。


大勢の大人達に追い越されたジュニア選手は、各選手が巻き起こす海面の渦に捕らわれて、苦戦しているようです。
力強い男の背中を見せ付けられて、悔しい思いをしたのではないでしょうか・・・
でも、いつかは追いつき、追い越せるぞ。男心を燃やして頑張れ!!

 


写真 キャプション
今大会最年少10歳の小西昇太郎選手(黄色いゼッケン)がマークを回航する。
その後方に追いついたのは、ゴッツイおじさん、河合辰巳選手。

 

そして、フィニッシュ!
最初にチェッカーを受けたのが、村林 知安(むらばやし ともやす)選手。
2着が 永松 良章(ながまつ よしあき)選手。
3着が 河合 辰巳(かわい たつみ)選手でした。



レディスは1着が、安 智恵(やす ともえ)選手。
2着が 佐藤 素子(さとう もとこ)選手。
3着が 久保 朋子(くぼ ともこ)選手でした。



ちなみにレディスと一緒にスタートしたジュニア選手の成績を発表しましょう。
オープンクラス内の27着でゴールしたのは、
初出場、浜田 健太郎(はまだ けんたろう)選手 13歳。
同じく31着 柄本 海(つかもと かい)選手 13歳
同じく53着 最年少、小西 昇太郎(こにし しょうたろう)選手10歳です。

ジュニアのその後方には、おとなの女性と男性の姿が10名以上ありました。





 

写真 キャプション 

ビーチフィニッシュのゴール地点では、実行委員会のスタッフが待ち構えています。
運営スタッフの小口と富永は、選手たちと同じように、
1日中、ウエットスーツ姿です。
次々にゴールした選手たちが乗り捨てるボードを整理してくれていました。
全員のボードを岸に上げるのは 大変な作業です。
ご苦労様でした。



 

土砂降りだった開会式

コースレースを終えて開会式が始まると、
雨足が一段と激しさを増してしまいました。
雨の中を集合してくださいました大勢の皆さま、寒かったでしょう。本当にごめんなさい・・・


開会式ではまず、
メインスポンサーのファイヤーワークス社長、
奥川 哲平氏から最初にご挨拶をいただき、
横浜F・マリノス事業本部 企画部 部長 暈(ヒカサ)良基氏よりご挨拶いただきました。
パドボグランプリは、Jリーグ サッカーチームの「横浜F・マリノス」がサポーターなのです!
「マリノス マリンスポーツチャレンジ」の一環として、位置づけられています。
サッカー選手の皆さんにも スタンドアップパドルボーディングは、ものすごく良い、トレーニングになると思います。

それから、地元、鎌倉マリンスポーツ連盟 理事長の松田 穂氏につづいて
大会会長でパドボ創業者、奥田 哲(写真)からの挨拶も
雨のせいか、簡潔に短くなり、あっという間に開会式は終了。



 



スラローム

さぁ、スラロームで熱くなりましょう!
オープンクラスの予選は、4ヒート。
各ヒートは13人でスタートし、先着6位までが次のヒートに進むことができます。

2戦勝ちあがることができると、決勝に駒を進めることができます。
レディスクラス予選は、2ヒート。
各ヒートの先着4位までが、決勝にヒートアップしました。


そして決勝。
オープンクラスを制したのは、
プロ カイトボーダーで日本チャンピオンの村林 知安選手。
2位 静岡県御前崎から初出場のプロ ウインドサーファー、永松 良章選手。
この2名は、ともにコースレースの順位と同じです。
3位 やはりプロ ウインドサーファーで昨年のグランプリ、釜口 貴晴(かまぐち たかはる)選手。


レディスクラスの優勝は、
マウイ島をベースに活躍するプロ ウインドサーファーでワールド チャンピオンのタイトルを持つ、佐藤 素子選手。
2位 静岡県御前崎から初出場、新潟出身のウインドサーファー、マウンテンバイカーというアウトドア バリバリのハードコア、成毛 歩(なりけ あゆみ)選手。
3位 コースレースで優勝した、湘南片瀬でアウトリガーカヌーを漕いでいて、ヨットの国際大会への出場経験もあるという、安 智恵選手でした。


 

写真 キャプション


レディスクラス決勝。

マークを回航する成毛 歩選手に続いて
佐藤 素子選手。
その後ろは3大会連続の女王、土佐 洋子選手



 



Imaプレゼンツ
「フィッシング講座」
大盛況!

さて、首尾よくゲームが進んで、予定よりも少し早かったお昼休みを利用して「ima フィッシング講座」が開かれました。おりよく雨も小康状態。
会場には大勢の人が集まりました。
講師を務めてくれたのは、このお二人。


こちらのプロアングラーの方々には、フィッシングクラスのジャッジ委員も勤めていただきました。
ありがとうございました。

 

                         上の写真キャプション
左 : RED中村(レッドナカムラ)プロ
株式会社アムズデザインの広報として、釣り雑誌や釣り番組などのテレビ番組に多数出演し、サーファーの間でも人気があります。
近年は磯でのヒラスズキ狙いがメインで、ウェットスーツを着て沖磯まで泳いで行って、大物ヒラスズキを狙っています。


右 : 辺見 哲也(ヘンミテツヤ)プロ 
アムズデザインをはじめシマノなど数多くのメーカーサポートを受け、多数のメディアに出演しています。
初代、東京湾No1ボートシーバスガイドとしても有名です。


 

番外編


昼休み中に
「ちょっと 貸して!」と言って、パドボ体験したのは、
ASP(アソシエーション オブ サーフィング プロフェッショナルズ)のツアーマネジャー・・つまり、プロサーフィングのワールドサーキットにおける、大会ディレクター(って、偉そう)である小川昌男(オガマ)さん。


オガマさんのお言葉 「これ、カッコいいじゃん!!」




オガマさんは、パドボグランプリのイベント性の高さに、目からウロコ だったらしい。
「いや〜、いろいろと勉強になったよ。」と、電話をくださいました。
世界大会をマネージメントしているお人から、おほめの言葉をもらっちゃいました!!




 

ウェィブはショートスラロームに変更

右の写真は、実行委員会役員の3人。


伊佐(左)は、ウインドのサーフィン界のレジェンドでカイトボードでも活躍する。
釣り好きによりフィッシング本部艇の船長に任命。


魚屋の親父のような格好の三木(中央)は、日本のプロウインドサーファーの一期生で、ウインドサーフィン ジャパン社の社長。
スタートの点呼とゴールでの着順の記録を担当。
 

原田(右)は、鎌倉を代表するホットなショートボーダーで、オクダスタイルサーフィングの店長。水上バイクのドライバーを受け持ち、マーク設定とレスキューを担当。

 

天気が悪くて波が無い、まるで梅雨になってしまったかのような本日の海。
これでは、波乗りの競技になりません。
そこで、ウェィブパフォーマンスは代替の競技となりました。
サーフィンに自信があった選手の皆さまには、大変申し訳ありません。
でも、中止にならないところがパドボのコンセプトである
「波はなくてもサーフィン感覚」なのです。  ここを楽しまなきゃ損ですよ。


ウェィブ競技にエントリーした選手は男女合わせて、75名。


予選1ラウンド目はオープンクラスが16ヒートあり、決勝までは30ヒートをこなさなければならず、
レディスは予選1ラウンド目4ヒートから始まり、決勝までは7ヒートあります。全部で37ヒートを消化しなければならないわけです。

 



実はこのころ、本部では「箱根で激しい雷雨になっている。」という情報をキャッチ。
すぐにでも箱根山を越えて、相模湾内に雷雲が流れてくるかもしれない可能性があり、決勝まで全てのヒートが滞りなく進行できるのか、不安になりました。
そこで競技種目は、なるべく短時間で消化できるショートスラロームで行こう!
と、実行委員会の決断は早かった!!!

 

写真 キャプション
パドボグランプリ競技委員長の小宮は、材木座でウインドサーフィンスクール「ヒロハナ」を主催する。

選手もマジだが、競技委員長も真剣デス。

 

できるだけ岸に近くて、スケッグがあたらないところに、沖側に向かって
3個のブイが等間隔で2列、 並べて設置されました。


競技方法は、ビーチスタートしてゴーイング アウト。
最も沖側のマークを回航し、岸寄りの2個のマークをジグザグにカミング イン。
上陸してゴールする。という、ラップタイムが1分程度のショートスラロームを2ポイントで同時進行しました。

ウェィブパフォーマンス用のヒート組みのまま、1ヒート4名でスタートし、
上位2名が次にヒートアップします。


スタートして最初のマークまでの距離が短いため、4名の選手がほぼ同時に回航しようとします。

セミファイナルからは、同じショートコースを2周回ることとしました。
マークの間隔が狭いスラロームは相当テクニカルで、3つ目と1つ目のそれぞれのマークを回航する時に、次のマークへのコースに乗って行けるように、回ることが求められます。
できるだけタイトにマークを回って、次のマークにノーズを向けることができないと、たちまちコースアウトします。

このショートスラロームゲームでは、マークまわりの攻防が勝負どころとなりました。

 

世界史上、唯一の競技だ。
競技規定を頭に叩き込め!

パドボグランプリ競技規定により、レース中のボードは、常に先行艇に優先権がありますが、マーク回航中にオーバーラップしているボード同士では、内側のボードが優先権を持ちます。
インをつこうとする後続艇は、先行する
選手に対し、ルーム(ボードが回航できる隙間)の要求をすることが望ましく、
クリアテール状態の後続艇が、先行艇のレイルにノーズをぶつけるのは、
オーバーテイキングとはみなされず、反則行為となります。


ヒート中に反則行為があったときには、抗議する権利を各選手が持っていますが、抗議(プロテスト)は、ヒート終了直後に出さなければ、認められない場合があります。

選手の皆さまにお配りしたプログラムの5ページに「競技規定」「競技説明」が書いてありますので、今一度、お読みください。
各選手はこれらのルールをしっかり把握して、競技に臨む必要があります。
わからないところがあれば、レース前の選手ミーティングの時に、競技委員に質問をしてください。

 



各ヒートのスタートをコントロールするのは、
鎌倉マリンスポーツ連盟、坂ノ下支部長である石川。

サーフィン、ウインド、パドボにと、幅広く活躍する。
地元坂ノ下のウインドサーフィンショップ「ハイサーフ」オーナー。

 

ショートスラロームの結果です。
4回のヒートを勝ち上がり、オープンクラス決勝まで駒を進めた4人の各選手の順位は以下のとおり。 
優勝  村林 知安選手
2位  河合 辰巳選手
3位  本橋 政浩選手
4位  永松 良章選手 

村林選手は、これで3種目を制覇して完全優勝を決めました。
2位以下の3人の選手は、全員、プロ ウインドサーファーでした。



レディスクラス、
3回目の決勝ラウンドに進んだ4人の各選手の順位は以下のとおり。

優勝 佐藤 素子選手
2位 高橋 祐子選手
3位 浦山 典子選手
4位 佐藤 芳美選手

 

 

目の前で展開する迫力のゲームは
ギャラリーも興奮するほど、おもしろい!


クールに成り行きを見守るのは、黄色いゼッケン
ファイヤーワークス社長の奥川哲平選手。




 


フィッシングデビジョン、成績は・・・

さ〜て、公式種目が全て終了したところで、気になるのが、
フィッシングにエントリーした選手たちの成績です。
ウェィブ代替ショートスラロームをキャンセルして、釣りにかけた選手もいました。

まるで釣れなかった(オデコとかボウズとか言います。)選手が多かったなかで、ビカッと光ったのが
石川博崇選手が釣り上げた28センチのイシモチと
磯部大介選手(写真)が釣り上げた良型27センチの2匹のメバルでした。


基本的に夜行性と言われるメバル。
磯部選手は、日中堂々、メバルの種では最大級の 立派な赤メバルをゲットしました。。


今大会の競技規定とした、ベスト3匹の長さの合計により、
優勝は、磯部 大介(いそべ だいすけ)選手(写真)
2位は、石川 博崇(いしかわ ひろたか)選手。
3位は、西田 英幸(にしだ ひでゆき)選手 でした。




 



光が見えた閉会式
神様のご守護があった表彰式

閉会式と表彰式は、奇跡的に雲の切れ間から太陽光が射し、暖かくなりました。
大会会長でパドルメーカーの奥田哲が、ひとつひとつ心をこめて手作りしたパドル型トロフィーと、グランプリ(総合優勝)に贈られる鎌倉市長杯のトロフィーが、午後の日差しに輝いていました。


それに、大勢の皆さまが参加してくださいました閉会式と表彰式は、
みんなの笑顔がものすご〜く輝いていて、もうひとつの感動がありました。

また、大会スポンサー各社からたくさん頂戴した、賞品の数々を雨にぬらさないで済んだのが何よりの救いでした。


上位3位まではトロフィーと副賞。4位以降に入賞した選手にはステキな賞品が授与されました。

 

世界中どこを探しても 
異なるジャンルの世界チャンピオンや日本チャンピオンと、一緒にゲームができる機会は、ここにしかありません。
パドボグランプリでは、公式競技の3種目全てに出場すると
総合のポイントが上がります。




ジュニアクラスの表彰は
1位(オープンクラス総合25位)柄本 海選手(13歳)
2位(オープンクラス総合36位)小西 昇太郎選手(10歳)
3位(オープンクラス総合45位)浜田 健太郎選手(13歳)


50歳以上で表彰されたのは、
オープンクラス総合10位 田中 淳(たなか すなお) 選手(50歳)


60歳以上で表彰されたのは、
オープンクラス総合27位 黒木 二三夫(くろき ふみお)選手(60歳)

 



左の写真 は
 総合27位に付けて60歳代で表彰された、
黒木 二三夫選手。

建築学を教える大学教授で、ニックネームは「先生」
45歳を過ぎてから波乗りを始めた偉才。

オーバーヘッドの波に、バッチリレイルの入ったフルボトムターンはスゴイ!


「僕は大きい波が好きみたい」とコクる。

・・・先生、それ「ビッグウェィバー」て言うんですよ!!

 

閉会のご挨拶
を利用して、今大会のスポンサーと
実行委員会の役員をご紹介

今大会の冠スポンサーである株式会社ファイヤーワークス社長の奥川哲平氏は、プロのウインドサーファーをスポンサードする一方で、ご自身もハードコアプレイヤーです。片瀬江ノ島をホームに、サーフィンやウインドやカイトボードを楽しんでいます。

第3回パドボグランプリに出場したのをきっかけに
第4回のメインスポンサーに名乗りを上げられました。

パドボグランプリを支持してくださいまして、ありがとうございます。

 



閉会式では
imaのルアーを製造、販売している株式会社アムズデザインの五十嵐社長からもご挨拶をいただきました。
会社は千葉県外房の海岸の近くに立地。
社員も五十嵐社長ご自身もサーファーです。

アムズデザインでは、パドボフィッシングとパドボグランプリを応援してくれています。
本日は雨の中、朝早くから最後まで、お付き合いをいただきまして、ありがとうございました。

 

                                                                                                                                                                       

パドボグランプリ実行委員長の宮崎

日本のビジュアル系プロ ウインドサーファーの草分け。現在は、マリンスポーツのイベント企画・運営をする会社「アクアティック」代表。



スタンドアップパドルボード協会(SPBA)の事務局を務めている。

 


パドボグランプリ実行委員役員で、
鎌倉マリンスポーツ連盟事務局長、新嶋

活動歴30年以上のプロ ウインドサーファー。
「セブンシーズ」代表取締役


実は、今大会一週間前の強風でウインドサーフィン中に事故って、頚骨損傷を負い入院していました。再起不能との噂もされていましたが、大会当日の朝に自主退院して、会場に駆けつけたのでした。
よかった、よかった。


 


会場にいた全員が参加
ジャンケン大会で盛り上がる!

メインスポンサーのファイヤーワークス、奥川哲平氏から提供のipodタッチ、3個を争奪!
奥川社長と会場の全員がジャンケンしました。これが一番盛り上がったのかもしれません・・・

本大会は、各スポンサー様よりたくさんの御協賛をいただきました。
山のように集まった豪華な品物がありましたので、全ての参加選手にひとつづつ、賞品がプレゼントされました。


それから、恒例の各クラス優勝者全員によるシャンパンファイトで閉幕となりました。


村林選手が3種目の完全優勝をとげたので、用意したシャンパンが2本もあまりました。
そこで、ファイヤーワークス20周年を迎えた奥川社長と、第4回パドボグランプリが大成功に終わったということで、奥田もシャンパンファイトに加わり、
ギャラリーも一緒に、もうひと盛り上がり!!

 

こうして、第4回パドボグランプリは無事終了。

悪天候にもめげずに競技されました参加選手と、応援してくださいました御協賛各社、ならびに関係各位の皆様方に、心より御礼申し上げます。

また、来年も更にパワーアップしたパドボグランプリを開催したいと思いますので、また応援して下さい。実行委員会一同、がんばりま〜す!

 

第4回パドボグランプリが
なんと
NHKで報道されました

ところで、この大会をNHKが取材に来ていたのをご存知ですか?


収録された「第4回パドボグランプリ」の様子は、5月24日(日)当日の午後6時45分と、夜23時代のニュースと、
翌日の朝6時代のニュースでも、実に3回も報道されたのです!


コースレースの迫力満点の映像が日本全国に、いえいえ、海外でも流れました。インタビューに答えていたレディス選手もいました。


全国版のニュースの中でアナウンサーが「スタンドアップ パドルボーディングという新しいスポーツ」と紹介してくれました。

パドボグランプリの知名度アップ、間違いなし。すごいぞ〜!!


 

☆☆☆ 第4回パドボグランプリ覇者
完全優勝の村林知安選手に
ヒーローインタビュー ☆☆☆

このインタビューは大会終了の翌々日に、パドボ事業部から発信のメールで行われました。
返信いただいたメールの内容のすべてが、村林選手の人柄を表すものと思い、全文を掲載させていただきます。

 

奥田様、お疲れ様です。メールありがとうございます。
この度も素晴らしい大会を開催して頂きありがとうございました。
前年度に続き2回目の参加ですが、こんなに様々な人達が楽しめるイベントは他にはないのではないかと思うくらい最高に楽しい大会だと思います。
これからもっともっとSUP人口が増えて、さらに盛り上がっていきそうですね。
今回ウエイブクラスがなかったので、総合優勝も頂けましたが、ウエイブはまだまだ未熟なので周りにいるすごい先輩達に追いつけるように日々練習に励みたいと思います。
日本のSUPが盛り上がっていくように少しでも力になれるよう、努力してまいりますので、今後共よろしくお願いいたします。
以下質問に答えさせて頂きます。


OM・氏名とニックネーム  支障がなければ年齢を教えて下さい。


★氏名 村林 知安 ★ニックネーム TOMO ★年齢 31歳



OM・出身地と職業、所属チームと主な戦歴を教えて下さい。


★出身地 広島 ★職業 プロカイトボーダー、スタンドアップパドラー(だけでは食べていけないので、朝バイトしたり、お茶の仕事やってます)
★所属チーム TAKOON KITEBOARDING(タクーンカイトボーディング)キヨモスポーツ
       STARBOARD SUP(スターボードSUP)マニューバーライン
★略歴
18歳、ウィンドサーフィンに出会う。高校卒業後、一旦就職するが、夢を捨てきれず3ヶ月で退職し、マウイへ。9ヶ月間マウイで修行したのち、日本のウィンドサーフィンの聖地・静岡県御前崎へ拠点を移す。

2000年夏、22歳、カイトボーディングに転向。
2002年、千葉県富津で行われた全日本大会で優勝し、ニューカレドニアでのワールドカップKPWTの本選出場権を獲得。
日本人として初の世界大会9位入賞。

2003年7月、ワールドカップPKRAスペイン・フェルトベントゥーラ初参戦、予選突破。
2004年、PKRAドミニカに参戦するが、予選敗退。その悔しさをバネに練習を重ね、
同年10月、ハワイ・マウイ島での世界大会、Red Bull King of the Air に参戦。予選で2003年ワールドチャンピオン、マーク・シンを破り本選出場。本選では2回勝ち上がるも途中敗退、結果13位。

2005年4月、活動拠点を沖縄県石垣島に移す。
同年10月の、Red Bull King of the Air では日本人でただ1人の予選通過、総合25位。

現在は再び御前崎を拠点とし、日本各地で行われるカイトのイベントにプロモーションとして参加する傍ら、世界に通用するパワフルなライディングを目指し、日々修行中。近年はスタンドアップパドルサーフィンにも力をいれている。
★主な戦歴
2008
11.22~24 JPKA JAPAN TOUR CKB championship, HAMANO
men's special class 1st.
super session 1st.
surfstyle 2nd.
5 PADOBO GP ,Kamakura Course Race 1st.
PADOBO GP ,Kamakura Slalom 1st.

2006
6 PKRA CABARETE ,DOMINICAN REPUBLIC

2005
10.9~16 RED BULL KING OF THE AIR MAUI ,USA 25th.

2004
10.16~17 BLUE LAGOON - TESCO CUP ,JAPAN 2nd.
9.20~26 RED BULL KING OF THE AIR MAUI ,USA 13th.
6.15~20 PKRA CABARETE ,DOMINICAN REPUBLIC
5.1~4 FRILL QUEEN '04 OMAEZAKI ,JAPAN 6th.

2003
10.6~11 RED BULL KING OF THE AIR MAUI ,USA
9.4~6 MAUI KITE FESTIVAL ,USA 2nd.
7.23~27 PKRA FUERTEVENTURA CANARY ISLANDS ,SPAIN 25th.

2002
10.26~11.3 KPWT NEW CALEDONIA 9th.
10.12~14 BLUE LAGOON CUP ,JAPAN 1st.
7.13~21 FORD GORGE GAMES HOODRIVER ,USA


OM・スタンドアップパドリングを始めたきっかけと、初めてのときの感想などを教えて下さい。


★始めたきっかけ 石垣島在住時、確か2005〜06年頃にロングボード雑誌に載っていた尊敬する"レアード・ハミルトン"のSUP写真を見て始めました。
最初は日本にSUPの道具がなく、BIGのプロダクションの10フィートのロングボードに自分で削った木のパドルで始めました。
初めてやった時、「これは楽しいし、すごくいいトレーニングになる、ウマくなりたい。」と思いました。



OM・パドボグランプリに出場した感想、今後の抱負などをお願いします。


2回目ですが、大会運営、雰囲気など、僕が今まで経験した大会の中でもトップクラスです。
これだけ、様々な人達が一緒に楽しめるSUP最高です。
今後も、パドボGPを連覇できるように努力していきたいと思います。
そして、ハワイなどで行われている、海外のSUPレース、SUPウエイブコンテストにも挑戦していき、日本のSUPシーンを引っ張っていける選手になりたいと思います。
海の上でも、陸の上でも、尊敬される人間でありたいです。



OM・もし他にもコメントがあればどうぞ。


サーファー、ウインドサーファー、カイトサーファー、スタンドアップ、、、同じマリンスポーツ、お互いを理解してルールを守り波を譲り合い、みんなで海を共有していきたいなといつも思っています。

僕のHPです。SUP写真もありますのでお時間ある時に覗いてみてください。
http://www.etikomot.com
ありがとうございました。

                 村林 知安



 

「パドボ・ビッグフィッシング’2008 
シーバス ファイティング」の優勝は
初代パドボシーバサー、長田有司君!

パドボトローリングでキャッチした、ビッグフィッシュを自慢しあう競技会「パドボ・ビッグフィッシング」

初年度である2008年の優勝者は坂ノ下ローカルの長田君。長田君のスズキは、86センチ7キロオーバーの公式記録で文句なしの優勝決定ですが、その後も非公式ながら89.5センチを上げたらしい。
鎌倉を代表するパドボシーバサーの長田有司君には、奥田哲から、パドル型トロフィーと副賞としてTシャツとimaのルアー「sasuke裂波、アカキン」が送られた。

今年の「パドボ・ビッグフィッシングゲーム」は、すでに始まっている!
魚種は問わないので、タコでもシイラでもマグロでも、とにかく「これはデカイ・・」と思ったら、ぜひ、オクダスタイルまで持参して「はかる君」に乗せてみよう!
待ってるよ〜ん

 

2009年、べっちゃんの最初のヒットは念願のシーバス、75センチ!!

2009年最初の連休は波に恵まれ、鎌倉の海はたいそうな人出の中、スズキの大群もいたらしく、連日のように70センチオーバーが釣れていました。
1月12日、成人の日の祝日は、当年20歳の人たち意外は、正月休みの続きのようなものです。

朝、9時ごろにサーフショップへ出勤したところ、通りの向うから、大きな魚をぶら下げて歩いて来る人がいました。我がクラブのメンバー磯辺大介氏(通称、べっちゃん)です。
べっちゃんは、波乗りするより先にルアーのメーカーで釣り師でありました。
そんなべっちゃんは、ロングボードでサーフィンしながら、実は
パドボとルアーで釣れると知って、「わが意を得たり」とばかりに、パドボーダーになったひとり。

他の人より、キャリアもスキルも持っていると自信ありありだが、しかし、
世の中そんなに甘くは無い!
釣れるときは釣れるのだが、簡単には釣れない。というのが、べっちゃんのパターン。
ここ1年間、がんばってはいたのだが、これまでに釣り上げたのが、イナダ1尾とサバ1尾。

「俺はもう竿を置く。」という迷言を聞いて、「やってれば、そのうちくるよ・・・」としか、慰めようも無く、2008年は終わったのでした。
それが、年が明けたとたん、ついにその時が来たんです。
見てください。この立派なスズキクン!!あきらめなくてよかったね。

では、ご本人からのコメントをどうぞ・・

 

『小学生の時、工作の時間にもっぱらルアーを自作していた少年は、7年前にOKUDA STYLEでサーフィンに出会い、2年前にパドボに出会った。
  そして今日、大好きな「パドボ × ルアーフィッシング」で待望のシーバスを釣りました!!この感動を胸に、これからも平常心を忘れずに新たなビッグフィッシュをゲットするべく
努力したいと思います。』




 ●ヒット日時:2009年1月12日(月) AM08:05(大潮)
 ●ヒットルアー:SASUKE SF−95(レッドヘッド)←やっぱりレッドヘッドは信頼出来ます!!
 ●ヒット場所:由比ヶ浜沖

 

パドボを漕いでたった3日目の啓太君にも釣れました!
スズキを釣りたかったら、パドボーダーになるっきゃない!!

柳沼啓太君は海で遊ぶのが久しぶり。
子供の頃から、素潜りしたり、サーフィンしたり、ウインドサーフィンしたりもしていたのだが、デパート関係の会社員にハマッテしまって、いつのまにやら十数年という月日が流れ去り、すっかり歳を取ってしまった・・・
気がついてみたら、体力は無く、筋力も落ち、溜まったストレスが腎臓に来て、社内健診で要注意とされてしまったのだ。

「これはいかん。」とオクダスタイルの敷居をまたぎなおして、奥田師匠に「そんなら、パドボから再修業だねぇ。」と最初に勧められたのが、ルアーでの釣り。

まずは岸からルアーを投げることから初めて、いきなりの筋肉痛。
(なんでルアーを投げて筋肉痛になるのか、不可解)
なまりきった自分に反省と後悔を繰り返し、毎朝、ルアーを投げる練習を重ねた。

そして、2009年初春、奥田師匠と初めてパドボで海に出て3日目。
来た!来た!いきなりのスズキ、しかも70センチ!!
細い腕がプルプル震えながらもしっかりゲットできました。
やったね、おめでとうー!
これでストレスともオサラバじゃ〜ん!


 

販促通信  2008 DECENBER
こんなの作っちゃいました。

便利グッズ 
LEDライト付きCAP「ライトスタッフ」
ご好評につき新色を発表!

発売開始からあっという間に売切れてしまった
「ライトスタッフ」
品切れでご迷惑をお掛けしていましたが、第2回目の仕込をいたしましたのでお知らせします。
今回のカラー展開は、従来のブラック、ネイビー、
カムフラージュに加えて、
レディスにお勧めのワインレッドも作りました。

本日は冬至。まだまだ、夜は長〜い。
ライトスタッフは我らの強い味方。いろいろな場面で活躍するでしょう!


 

販促通信  2008 NOVENBER
こんなの作っちゃいました。

またまた世界初の商品を
PADOBO事業部から新発売!

みんな、こんなのが欲しかったんじゃないですか?
ボードのレイルにキズを付けたくない貴方のために「ハイプロテクションテープ」を開発しました。

 

サーフボードって壊れやすいし、大きくて重いボードほど、
おうちの玄関や駐車場などでの取り扱いには気を使いますよね。
コンクリートにゴンッッ!とか、階段や塀にガツンッ!とか、
ワイプアウトして流したところに他の人のボードがバコンッッ!とか・・・
気をつけていても つい、やっちゃうんですよねぇ。

壊れてしまうと、修理する間、しばらく使えません。
お気に入りのボードが壊れてしまうと、本当にガッカリします。



そこで、新開発のこれを貼っちゃえば、ボードに傷が付かないんです。



 

ハイプロテクションテープは、
サーフボードの傷つきやすいレイルやテイル部分を効果的に保護します。

コンクリートにぶつけても 砂の上を引きずっても 大丈夫!!
すごい威力です。

高い密着力でカーブした面にも貼りやすく、無色透明なのでボードの美観を損ねません。摩擦抵抗が少なく、ライディングに影響することはありません。

 



パドボのレイルに貼っておけば、
パドルによる傷などを防止して、
塗装面をいつまでも美しく保ちます。






お子様がお父さんのロングボードで、スタンドアップパドリングにチャレンジしようとする時にも、事前にハイプロテクションテープを貼っておけば、パドルによってボードのレイルにキズが付くことを気にしないで済みますね。
いつもニコニコ顔で全てを許せる寛大な父でいられますように・・・



もちろん普通のサーフボードにも貼ってもOKです!
ワイプアウトしてボードをリ−フにぶつけてしまった時も
混雑するポイントで、横から他人に突っ込まれた時にも
ハイプロテクションテープは、大切なマイボードを守ってくれるでしょう。



ウインドサーフィンのボードのレイルやブームエンドが当たる部分にもお勧めできます。その他、カヌーやクルーザーなどでも傷が付きやすい部分にお試し下さい。


スノーボードのビンディングを乗せるデッキ部分にもご利用いただけます!
ビンディングの跡を残すことなく、美しいままのデッキ表面を保つことができます。


不特定多数の方が使用する営業用のレンタルボードなどに、特にお勧めです。
結果的にボードが長持ちします。


 

ハイプロテクションテープは、6枚で1セットです。
セット内容
 幅58mm×長さ640mm 4枚
幅58mm×長さ545mm 2枚
ボードに合わせてお使いください。(はさみで自由に切ることもできます。



本体価格 8.600円  消費税込価格 9.030円です。

送料は別途、お支払い下さい。
佐川急便の代金引換eコレクトもご利用いただけます。

商品に関するご注文、お問い合わせは
電話 0467−23−8284
またはメールで info@padobo.com

まで、お願いいたします。




 

ハイプロテクションテープの
失敗しない貼付方法


1. ボードの貼りたい部分とその周辺に付着している汚れや油分をきれいに落とします。


2. ボード全体のバランスを考慮し貼りたい部分にハイプロテクションテープを乗せ、粘着テープなどで仮止めをして、正確な貼り付け位置を決めます。
  
3. テープをドライヤーで暖めると、柔らかくなり、作業がしやすくなります。


4. 剥離紙の一方を少しはがして貼り付け位置に合わせた後、剥離紙をはがしながら全体を貼り付けます。
最初にテープの真ん中の部分を貼り、それから縁に向かって全体を貼り付けるようにすると、空気が入らずに、しっかりきれいにくっつきます。


☆ または、ボードの貼りたい部分に少量の洗剤を溶かした水をスプレーして、
  その上に剥離紙をはがしたハイプロテクションテープを乗せます。
  洗剤の水溶液の上でハイプロテクションテープをずらしながら、正確な位置
  を決めます。その後、テープとボードの間にある水分を押し出しながら、
  しっかりと隅々まで貼り付けます。


5. 貼り終わったら、もう一度全体をドライヤーで暖めてしっかりと圧着します。
テープを暖めることにより、ボードの曲面にもしっかりと密着してゆきます。


6. 気泡やしわができてしまったら、その部分のテープの表面にピンなどで小さな穴を空けて、中の空気を押し出します。


7. さらにその部分をゆっくりとドライヤーで暖めて、よく貼り付けて下さい。

 



ハイプロテクションテープは、
0.04mmのポリウレタンフィルムの表面を
フッ素コーティング処理したことにより、屋外で長時間使用されても変質や変色しません。

耐候性のあるアクリル系の粘着材は
海水にも強く、はがれません。



 

長田有司君のゲットしたスズキは
2008年の最大か?
ここまでの最長記録を5センチも上回る
86センチで記録更新!

11月16日 日曜日
冬の陽が傾き、夕方も薄暗くなる4時30分頃、海からヨタヨタと一人の男がオクダスタイルサーフィングの店へやって来た。
実に歩きにくそうにしているその様子は、怪しげで、なにやら重そうに持っている物が歩きにくい原因なのは、夕方の薄闇の中でも見てとれた。
店の明かりに照らされた「それ」は、ナ・ナ・ナ~ント、でっかい魚ではないか!!
そのデカさと言ったら、ご覧のとおり。
産卵を控えたその腹回りは、丸太の様。
「スズキはかる君」と同じぐらいの太さだった!

重さを量ろうとしたのだが、未確定に終わった。
imaのメーカー潟Aムズデザインの社長から直々に頂いたボガグリップの15ポンドを
軽く振り切ってしまったのだ!
15ポンドと言えば、約6.8キログラム以上ということ。
推定だが、このスズキは8kg程度はあったのではないだろうか・・・


 

北海道、留萌の川田さんから
パドボフィッシング情報をいただきました。

サーフィンが出来ない日の夕方は、よく釣りをしているそうです。
ちょこっと様子を聞いてみましょう。



「カレイは5月6月によくつれました。留萌の砂浜を自分のペースで10分ぐらい、行くと水深が8〜10mぐらいになるので、そこで普通のカレイ仕掛けにサンドワームで、ちょい投げかそのまま落とします。PADOBO自体が自然に流されますので広い範囲を探れます。

 

アイナメは少し沖目のテトラの裏側を丹念に探りました。
岸と反対側なので、投げ釣りでは探れない魚が残っていたと思います。
船もなかなか近付けない場所なので、PADOBOでしか釣ることができないポイントです。
ワームを投げて釣ったり、テトラと平行にトローリングして釣ったりもしました。」

と、以上がご本人の談話でした。いいですね〜!
このアイナメも50センチに迫ろうか、という大きさです。
おいしそうです。


ところで川田さん、ライトスタッフは活躍してますか?


 

パドボトローリングで 
シーバスファイト!
ワラササバイバル!!

大物釣りにはまった、みんなの遊び心が
「スズキはかる君」を製作した。
これに乗せて写真を撮影すると
パドボ公認記録となるのだ。

 

スズキか、ワラサ(ブリ)のこいつはデカイ!と
他人に自慢したい獲物を判りやすく比べ合う場を設けたという次第である。



10月から鎌倉の湾内では、大型のスズキが次々にヒットしている。
秋から冬にかけて入ってくる回遊魚もワラサ(ハマチ)と呼べるほど成長し、
80センチになるとそれは「ブリ」と呼ばれるようになる。



2008年11月現在のランキング、
暫定1位は奥田哲。スズキの81センチ
2位、沢柳真介氏。スズキの80センチ 
3位、原田俊広。同じくスズキの78センチと続く。



今年も残すところあと2ヶ月、誰がこの記録を更新するのか・・・
また、100センチのK点越え(メーターオーバーということ)
を達成するのは、誰なのか・・・
鎌倉での熱き戦いは、始まったばかりだ!!

 

我こそは!と思う人は、このゲームに参加してみては
どうだろう。

参加資格は特になし。
条件は以下のとおり。
PADOBOでのトローリングで、ルアーを使用すること。
フィールドは鎌倉。
沖合いから見て、稲村ガ崎と飯島崎の間とする。
材木座のオクダスタイルサーフィングまで
獲物を持参することができること。

おおっ!と息を呑んでしまうほどのを見せてほしい!!


 

販促通信
こんなの作っちゃいました。

便利グッズ
LEDライト付きの帽子 新発売で〜す!
 
その名も LIGHT-STAFF 

PADOBOでフィッシングに出かけたら、つい、浜に帰り着くのが遅くなって、
片付けようとする時には、あたりが真っ暗になっちゃった!という経験はありませんか?
でも、大丈夫。帽子のひさしの先端に、LEDライトが2個付いているので、暗い砂浜でも
足元や手元をバッチリ照らします。
針の付いた仕掛けも 糸の出ちゃったリールも しっかりとお片づけしていただけます。
これさえあれば、忘れ物の心配も無いですね。



10メートル先まで、明るく照らすので、暗い夜道を自転車で帰る時にも安心です。

雪山でのタイヤチェーンの取り外しにも便利物!!
また、電灯のない物置きでの探し物や、暗い所での配線作業にも使えます。


イベント案内
 

イベント案内MANA FOODs

Manafoods 今年度の営業は、4月28日(土)から再開いたします。
今年も、美味しいアイテムで皆様をお迎えできるよう、ゴールデンウイークから営業いたします。

Manafoods 営業案内
毎年GWからお十夜
毎週 土・日曜・祭日
午前11時から午後6時まで


 

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マナフーズ  ソフトアイスクリーム人気チャート2006発表!


第一位   バニラ        ダントツ人気!
第二位   チョコ        薫り高く、甘さが海上がりにイイ!
第三位 ブルーベリーヨーグルト  ブルーベリーの果肉がたっぷり!
同着   抹茶         甘さ控えめ、まろやか宇治の抹茶!
第四位  北海道メロン      夕張メロンの風味絶賛!
第五位  ストロベリー      今年のニューアイテム!
第六位  柚子シャーベット    根強いファンがいる!

 

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